二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【文通編】 ( No.345 )
日時: 2014/04/05 00:35
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: g2/uP3Bc)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11812928538.html

 Sora様

八雲「フッ…元々この世にいた見えない人達から全力で逃げよう同盟は無敵ッスよ」
栄蓮「イヤ長いって。…じゃあ私達ももうちょい長くしますかね?」
八雲「たとえばどんなのッスか?」
栄蓮「気持ち悪くゲロゲロなく気持ち悪く気持ち悪い生物を駆除しよう同盟てきな」
八雲「どんだけ気持ち悪いんスか」
栄蓮「だって…アレ、やばくない?」


なぬぉっΣ(゜д゜lll) トスで返された…ですと?!((
じゃ、じゃあキリンスマッシュで責めます!!((キリーンキリーン、キリーンスマッシュッッッ


確かにある意味脱退しそうですねwwオメデトウ!((黙
潔癖なんですか! とかいいつつ私も基本みかんは飲みません←
今日も桃天グビグビいきました(´∀`)


 あきな様

はじめまして! コメント有難う御座います!
褒め殺しですか、泣けます。…とっても嬉しいです!(´∀`)
そしてアドバイスも有難う御座います!

何ていうかもう…気にしていた点をズバァッとやられました←
最近はないように気をつけていたんですが…すいません(;´Д`A
やっぱ分かりにくいですよね…気をつけます!

原作通りすぎ…ですかね?( ´∀`)←
確かに最近はかなり短縮して書いてますww! 気づいていただけて嬉しいです!
い、伊東さんのお話はですね…あまりにも伊東さんを悪役にしすぎたので反省の意をこめt((黙

いやいやいやいや! アドバイスとってもありがたいです!
よろしければこれからも宜しくお願いします! 頑張ります!(´∀`)


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「お姉ちゃん! 何やってんのよ! バカなことはやめて!」


 …おねーさん、自殺しそうになってるんですけど。
 …ヤバインデスケド。かなり高いビルなんですけど。


 135訓 美味しそうなものがたくさんあっても不味けりゃ意味がない


「うららちゃん…。見て、あのたくさんの人を。
 あれだけ引っ込み思案だった私が…あれだけ人の前に立つのが苦手だった私が…、
 こんなにたくさんの人の前に立てるようになったよ」


 てかただのギャラリーなんですけど。皆さんかなり冷や汗かいてるんですけど。


「皮肉なものね…もう死んでもいいって…。
 自分の事がどうでもいいってなったら…あんなに苦しんでたのに途端に変われた」


 ちょ、おねーさん病み期か? 病み期かオイ?


 …自分が可愛かっただけだと。
 だから他人からの思いを知るのが恐かったと。


「ちょっと待っておねーさん。と、とりあえず落ち着こう?」
「私…、…汚い…」
「おねーさん、ねっ? ちょっ、聞こう? 落ち着こう?」
「こんなに…汚い自分…もう、嫌………」
「おねーさァァァァァァァァァァんんんんんんん!!」
「ホラ見ろ、B型の女は話聞かねーっていったろ」


 こんの大ボケ兄さんがァァァ! 
 フォロ方だろーが! 十四フォローだろーが! フォローしろやボケ!


「私はA型です」
「………ヤベ、聞こえてた」
「A型って土方さんと同じじゃないですか。道理で最低のはずだ」
「一緒にすんじゃねーよあんなのと! 血液型で人を判断すんな!」
「それアンタが言えないよ兄さん?!」
「ちょっとォォ刺さってますから! 全部お姉ちゃんに刺さってますから!」
「……、…死にます」
「「「待て待て待て待て待て待て!!」」」


 な、なんとか説得しないと! なんとかしないと!


「え、A型なのかアンタ。いいトコ沢山あるぞ、な、なァ?」
「俺に振るんじゃねーよ。栄蓮、なんかねェのか」
「え、瞳孔女ってA型なの?」
「あ、うん。まぁn」
「死にます」
「「「待て待て待て待て待てェ!!」」」


 つーかどう言う意味?! 今のどう言う意味?!
 明らかタイミングおかしかったよね?! 私と一緒って分かって死ぬっつったよねどう言う意味?!


「あのアレ、A型はアレ、前髪がAを逆さまみたいになってるよね」
「完全に俺と栄蓮限定だろーがァァァ! つーかそれいいトコ?!」
「ひろがらないパサつかないよね」
「「シャンプーのCM?!」」
「あ、あとアレ、瞳孔も開いてるよね。威圧あるよね」
「嬉しくないんですけど!」


 ってか近藤さん…なんか座り込んでるんですけど?
 アレ? なんか泣いてね? なんか涙目じゃね?


「近藤さん、何で泣いてるんですか?」
「な、泣いてねーよ」
「いや、泣いてんだろ」
「泣いてねーっていってんだろうっせーよ」
「いやアレだろ、お前もひょっとしてAが…」
「死にます」 バッ
「「「「なんでだよォォォォ?!」」」」


 飛び降りたァァァァ?! おねーさん飛び降りちゃったよォォォォ?!

 条件反射で体が動いた。アレ、何も考えずに私も飛び降りたけど。
 ……アレ、これ私も死なない?


「ギャァァァァァァァァァスッ?!」
「アホかオメーはァァァァァァァ!」
「——隊長ォ!」
「——旦那ァ!」


 一緒に飛び降りていた天パに鎖が、私に縄が投げられた。
 それを掴んで全力でおねーさんに手を伸ばす。


「「おおおおおおおおおおおおッ」」
「瞳孔女ァァァッ! ゴムゴムのォォォォォォォォ?!」
「できるかボケェェェェェェェェ!」


 届けと言わんばかりに思いっきり腕をのばした。
 
 落ちていくおねーさんの左手を天パが、
 右手を私がなんっっっっっとか掴むことができた。


 八雲がロープを支えてくれてるらしく、三人で宙に浮く。


「…、…放して」
「……」
「あなた達が離さないなら、私が離す」
「で、新八に助けてもらうってか?」
「!」
「ふふっ…残念だけど、あの駄メガネにはこんな事は無理だよ?」


 何故ならメガネだからだ! て、てか…腕が痛いぞゥ…!


「すいません…飛び降りるつもりはなかったんです。
 …つい、入り込んでしまって…」

「……」

「素敵な手紙だったから…。新八さんの…、……皆さんの手紙」


 …おねーさんは一人ではなく、皆で手紙を書いてたことに気づいてたらしい。
 
 手紙の内容は、私達からメガネ宛て。
 メガネの為に私達が頭を悩ませてたのが文面から伝わってきたとか。


「…でも、私の手紙は…いつも自分に宛てた手紙でした。
 誰か助けて、って…私に手を差しのべてくれって…。
 手紙の相手なんて見てなかった。私は自分しか見てなかったんです」

「……」


 人は自分のためではなく、誰かの為に手紙を書けば、いくらでも素敵な文が書ける。
 自分じゃなくて誰かの為になら、いくらでも強くなれる。

 …そんな大切な事に気づかせてくれたメガネに、おねーさんは何かしてあげたいと思ったみたい。


「差出人は不明でいいんです。私ってわからなくても、…うららちゃんのままでも。
 それでも新八さん宛てに、手紙を書きたかった」

「………」

「でも…届かなかったみたいですね、…私の手紙」

「……、…おねーさん」

「え?」

「アレ」


 顎でむかいのビルの屋上をさす。
 そっちを見たおねーさんの目も、見開かれて。

 …だって、メガネがいるんだから。


「し…新八さん」

[ 名前を教えてください ]

「……」

[ 僕も今度はちゃんと君宛てに手紙を送りたいから ]

「! …新八さ…、気付いて…」

「……とっくに届いてたよ。あんたの手紙…ちゃんと。
 返事…返してやってくれるか?」

「…っ」


 コクリと頷いたおねーさんを見て、私は天パに一旦おねーさんを託した。
 ビルの壁を蹴って勢いを付け、一室の窓ガラスを割ってオフィスに侵入する。え、何これ痛い。


「だ、大丈夫ですか…?」
「だ、大丈夫です! さ、コレ!」


 ペンとルーズリーフゥゥ! …さて、返事をしてあげてくださいな。
 
 じっと見ていれば、いつの間にかおねーさんの目から涙が溢れてて。
 紙には癖のあるあの手紙の字で、しっかり書かれていた。


[ きらら です ]


 ビルの屋上からそれが見えたのか、メガネは優しく笑ってる。


[ ようやくちゃんと文通できたね。きららさん ]


 …良かったね、ふたりとも。
 そんな思いを込めて、私もきららさんに微笑みかけた。



( 隊長アンタは馬鹿か馬鹿なのか何いきなり飛び降りてんだ馬鹿か馬鹿だろ )
( 句読点を入れろォォォォ! 仕方ないじゃん! ナイスタイミング! 縄ありがと! )
( …まァ、それでこそアンタか )
( え? )
( なんでも。…イヤー…頭空っぽのくせに無駄に重かったっスー… )
( アンタにはデリカシーの欠片もないの?! )