二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【幽霊騒動編】 ( No.52 )
日時: 2013/09/28 22:48
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: NvHaua1/)

 瑠李

マジかww(´∀`)
見 た よ ! 沖田の咽せにワロタ←
いや想像したら何かもうゲェッホッ!とか言ってそうで((
私もコメントしにいきまーす!(´∀`*)

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「ひでーなオイ、これで何人目だ?」
「えーと…18人目でさァ」
「「マジか」」


 20訓 お祓いとか出来る人って凄いよね


 えーと…現状を私の頭で分析いたしますと。
 隊士の18人以上が赤い着物の幽霊にやられたやら何やら。


「ったく…冗談じゃねーぞ。
 幽霊にやられてみんな寝込んじまっただなんて…」

「恥ずかしくてどこにも言えないよねェェ…」

「トシ、栄蓮…俺は違うぞ! マヨネーズとケチャップにやられた!」

「「余計言えるかァァ!」」


 局長が幽霊以前にマヨケチャにやられたなんざ…もう悲しいよホント。
 にしても赤い着物の女かァ…。やってくれるなァ…。


「隊長。隊長は幽霊…見たんスか?」
「見てない見てない。そう言う八雲は?」
「全くっスね」


 そういやァ…何か兄さんが変なこと言ってなかったっけ?
 

「局長! 連れてきました!」
「「「「…??」」」」
「オウ山崎、ご苦労!」


 ザキの後ろには何か見るからに怪しい三人組。
 …イヤ、何このお方たちは?


「街で探してきました、拝み屋です」
「どうも」
「イヤどう見ても怪しいでしょ」
「黙れヨババア」
「今ババアって言ったよね? ねぇ?」


 何この拝み屋ァァ?! 
 …ん? 何か…どこかで聞いたことあったような…?


「オイオイ冗談だろ、こんなうさん臭い連中…」
「あらっお兄さん背中に…」
「…なんだよ…、背中になんだよ」
「ププッありゃもうダメだな」
「なにコイツら。斬ってイイ? 斬ってイイ?」


 え、何? 兄さんの背中に何かいるの?
 あ、もしかしてマヨネーズの守護霊とか?


「先生、なんとかなりませんかね。
 このままじゃ恐くて1人で厠にも行けんのですよ」

「任せるネゴリラ」

「アレ? 今ゴリラって言った? ゴリラって言ったよね?」

「…ざっと屋敷を見させてもらいましたがね。
 こりゃ相当強力な霊の波動を感じますな、ゴリラ」

「あ。今確実にゴリラって言ったよね」

「まァとりあえず除霊してみますかね。
 こりゃ料金も相当高くなるゴリよ」

「オイオイ、なんか口ぐせみたいになってるぞ」


 …なんかさ。イヤ、なーんかさァ。
 ……おかしくない?


「…して霊はいかようなものゴリか?」
「うつった!」
「イヤ、何かおかしいと思いますゴリが?」
「アンタもうつってるっすゴリよ」
「オメェら何かおかしいからァァァッ!」


 イヤ、ちょっと参加してみたくなったのね!


「えーと…。…工場長」


 ——パン!

 あ、痛そう。何か私のことババアって言った人が殴られた。
 え、何? 工場長なの? 工場長じゃないの?


「えー…ベルトコンベアにはさまって死んだ工場長の霊です」
「いやあの、皆赤い着物の女って言ってるんスけど」

「…間違えました。ベルトコンベアにはさまって死んだ工場長に似てる、
 って言われて自殺した女の霊です」

「長いィィッ! そして何かその工場長可哀想ォォォ!」


 工場長に似てるって言われて自殺って…工場長どんな扱いィィ?!
 よっぽど顔面凶器な人だったんだなァァ…。何か同情…。


「とりあえず…お前山崎とか言ったか。あと八雲クン」
「は? いや、何で俺の名前知ってるんスか?」
「え。あ、あァ! えっと…ソレっぽい名前だから!」
「どれっぽい名前ェェ?!」


 八雲を見て浮かぶ名前といえば「THE☆ダルそう」さんだよ?!
 誰だ今ダセェとか言った奴ァァァァ!


「とりあえずお前らの身体に霊を降ろして、除霊するから」
「え? それって2人も必要なんスか?」
「あーまァね。とりあえず八雲クンから行こうね!」
「いや…それはいいんスけど、除霊ってどーすんすか?」
「君ごとしばき倒す」
「なんスかそれ、誰にでもできグフッ!」

「八雲ォォォォォォッ?!」


 何ッか今霊というよりボディブロー入ったんですけどォォォッ?!


「じゃァ山崎くんも行ってみようかー」
「イヤあのそれ霊というかボディブロぐはッッ!」
「ザキィィィィィッ!」
「いやさっきから霊というよりボディブローしか入ってない気がするんですけどォォ?!」


 八雲もザキもグッタリしてるんですけどォォ?! 
 何してくれてんのォォ?!


「はァい私山崎に入りましたァ。
 …えー皆さん、今日でこの工場は潰れますが責任は全て私…」

「オイィィィ! 工場長じゃねーか!!」

「で、こっちの八雲クンにも入りましたァァ。
 …ギギギッ、ガガッ、ガッ、ギギギギギギギギギッ」

「なんっでベルトコンベアが入ってんのォォォォ?!」


 もう人でもなんでもねェじゃんかよォォォォ!
 っていうかベルトコンベアの霊って何ィィィッ?!


「アレ? なんだっけ?」
「バカお前…ベルトコンベアにはさまれて死んだ女だよ」
「ベルトコンベアにはさまれる女なんているわけないでしょ。
 ベルトコンベアに…アレ?」


 いやその前になんで八雲にベルトコンベアの霊が入ってんの。


「もういいから普通の女やれや!」
「無理ヨ! 普通に生きるっていうのが簡単そーで1番難しいの!」
「誰もそんなリアリティ求めてねーんだよ!」
「うるさいネミイラ男! お前の格好にリアリティがなさすぎネ!」
「なんだァ! こんなんしてた方がミステリアスだろーが!」
「ああもうやめろやァ!」


 …何か争い始まってますけど。そして口調変わってますけど。
 うん、この口調といいゴリラ発言といいババア発言といい。


「仕事中ですよ!! ちょっと聞いてんの2人とも——」


 ——パサッ
 拝み屋…もとい万事屋三人衆の着ていたものが落ちた。


「「「……あ」」」
「「「「……」」」」


 ……。……とりあえず…。
 八雲とザキの意識返せェェェェ!




(ベルトコンベアの霊って何なんだよコラ作者)