二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【幽霊騒動編】 ( No.59 )
- 日時: 2013/10/01 22:18
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: 1OZSm3LG)
瑠李
八雲は幽霊大嫌いなのです(
だからもう何とか気絶しようと頑張ってみてたみたい((
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幽霊やらカエルやら恐いものは人それぞれ。
しかしなんやかんやで地味な奴が1番頼れるのかもしれない。
23訓 固定観念はダメ絶対
「間違いないです…アレは幽霊なんかじゃありません」
迷探偵志村新八が誕生しましたよ。コナン顔負けだよ。
じっちゃんの名にかけて頑張ってるよメガネ。
「…せめて名探偵にしてください」
「そこは譲れない。私の中の名探偵はコナンだけだ!」
「それ作者の本音ェェッ!」
「…で、一体全体アレは何だってーの?」
幽霊でもなんでもないのなら…人間? イヤまさかだよ。
「恐らくあれは…天人かと」
「天人? なんでそーなんの? 赤い着物の女の霊じゃないの?
ベルトコンベアにはさまれて死んだ工場長に似てるって言われて死んだ女の霊じゃないの?」
「まだそこ引きずってるんですかァァッ?! すいませんでしたって!
……ホラ、この寝込んでる人たち見てください」
「……ん」
寝込んでる隊士達。…アレ、今まで気づかなかったけど。
何か全員…何かに刺されたような赤い痕がある。
「…コレって…何? アレか? キスマーk
「どう考えても違うだろォォォッ! しっかりして下さいよォォッ!」
「え、なにこれ。なにこれなにこれ」
「アンタ馬鹿ァァァッ?!」
「真選組唯一の女隊士兼真選組1番の馬鹿って言われてるぜ!」
「自慢できることじゃねェェェッ!」
兄さんと対照的だってよく言われるわァァァッ!
安心して! 1+1くらいはできるから!
「コレは恐らく! 蚊か何かに刺された痕ですよ。
だからきっとあの幽霊は幽霊なんかではなくて……」
——ドゴォォォォォンッ!
うォォォッ?! 何か外から凄い音がしましたけどォォォッ?!
「な、何か凄い音しましたよねェッ?!」
「に、兄さん! 八雲ッ! 天——」
…勢いよく外に出てみれば。何故か気絶している八雲と女。
あと何かスッキリしている表情の兄さんと天パ。
「お、栄蓮。みろ、幽霊退治してやったぞ」
「だーから俺達ゃ平気だっつってんだろ? あ、でもだな〜——」
イヤ…この状況から察するに、ね。
「なァに八雲を犠牲にしてんだァァァァァァッ!!!!」
「「グブホォォッ!」」
—
「あの〜どうもすいませんでした〜」
「「「…………」」」
「私地球で言う蚊みたいな天人で、最近会社の上司との間に子供ができちゃって。
この子産むためにエネルギーが必要だったんです」
…現状。幽霊=地球で言う蚊みたいな天人とかいうオチ。
なんだこれは。何ですかそれは。いいお子さん育ててね。
「ホントすいませんでした! でも私強くなりたかったの!
この子育てるために、強くなりたかったの!」 クワッ!<●><●>
「スイマセンその顔の影強くするの止めてくれませんか」
恐いよ。はじめて天人を恐いと思ったよ。
…さてと。縁側に座ってるビビり3人組のところにいきますか。
八雲の意識も戻ったみたいだし。
「あ、瞳孔女。テメッ、アッパーはなかったんじゃない?」
「八雲犠牲にしたくせに何を言うかクソッタレ」
「八雲く〜ん愛されてるね〜」
「おぞましく寒気がするッスね」
「もう2度と起きれなくしてあげようか、八雲?」
ッたくゥゥ…人が心配してやったってのにィィ…!
コイツ絶対いざというとき私の事見捨てるよね! 絶対!
「にしてもまさか…3人とも幽霊無理だったとはね〜」
「「「だから恐くないって言ってんだろォォ!」」」
「マヨネーズ王国探したりムー大陸探したり大量出血で気絶しようとしてた奴が言っても説得力ないから」
特に趣味とか言ってたやつ誰だよ。
「大体オメェはだなァ、誰のおかげで」
——ガララッ
あ、チャイナ娘登場ー。何かもう帰りたそ…、…う。
……何か。ビビり3人組が縁側の下に潜り込んでるんですけど。
「銀ちゃん、そろそろ帰…。
…何やってるアルか、3人とも」
「「「いやコンタクト落としちゃって」」」
「いつからアンタらはコンタクトつけてたよ?」
( 鈍感な隊長と副隊長 )