二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【星海坊主編】 ( No.97 )
- 日時: 2013/10/15 20:46
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: lUj0AdnX)
瑠李
うん、絶対沖田はそんな感じだ!←
定春いいよね〜( ´∀`)♪ 確かにモフモフしたい!
あと定春の上でお昼寝してみたいかな?(笑)
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栄蓮と銀時、そして星海坊主。三人でエイリアンを退治している時。
軍艦が近づいてくる。そこに乗っているのは…松平片栗虎だ。
38訓 相手に気持ちを伝えたい時は大声で話しましょう
「うらァァァァッ!」
「だらァァァァッ!」
「つァァァァァッ!」
ぶはァァァァァ…! とりあえずちょっとは落ち着いたかな…!
…ん? …こっちに向かってくる軍艦…アレ、幕府の軍艦じゃね?
「おーおー、今頃うるせェのがブンブンたかってきたよ」
「あそこに乗ってるのは…破壊神、松平片栗虎って呼ばれてる人。
松平のとっつぁんが来たってことは…ヤバいよ…?」
「「マジか」」
「うん、とっつぁんは何でもするからねー…」
にしても久しぶりだなァ、とっつぁん。
最近お互いに多忙で全然会えてなかったからなァ。
「それにしても…テメーら地球人にしてはやるじゃねェか。
もうほとんどカタはついてらァ」
「てめーに言われても嬉しくねーよ、化け物め。
片腕でよくここまで暴れられたもんだぜ」
「私から言わせたらどっちも化け物だわ〜。あァ恐い」
「「テメーが1番恐いわ。ほんとに女か?」」
「そこまでハモられると悲しいんだけど」
何? 私化け物扱い? 女だよ?
もうちょいデリケートに扱ってよ? ガラスのハートが壊れるよ?
「…と言うか…ハゲ坊主さん片腕ないし。
ってか何それその腕。あれか、オートメイルか?」
「アニメがちげーんだよォォッ! つか誰がハゲ坊主だァァァ!」
「天パつぁんも片腕やられてんじゃん。
いける? …死んじゃうかもよ?」
わざと挑発気味に言えば予想通り反応を示す男2人組。
…なんて扱いやすんでしょうね!
「馬鹿野郎ォ、死ぬつもりなんざねーよ。
…勿論……、神楽を死なせるつもりもねーよ。…だろ?」
「当たり前じゃん? 何のために来たと思ってんの?
エイリアンだろうがハゲだろうがぶっ飛ばすよ!」
「おいそのハゲっつーのは何だ。誰のことだ? お?
…面白い奴だな、テメーら。だが銀髪、…腕1本で何ができるよ?」
「アンタも1本だろ」
「「いやいや…。2人合わせりゃ…2本だ」」
「プラス…2本っていうことでェェ!」
エイリアンに向かって飛び上がり、その身に刀をつきたてる。
思いっきり引き裂いてやればエイリアンから上がる叫び声。
「おらァァ! かかってこォォォいィィィ!」
「女ァァァ! 飛ばしすぎると死ぬぞォォ!」
「ッはァァ?! 悪いけど私はねェ! 殺し合う相手は決めてんだよォォォッ!」
どこぞの黒髪長髪野郎を殺るまでは死ねないィィィィ!
その時。エイリアンの中心部から何か出てくる。アレは…核か何か?
にしても大きすぎない? ヒートアップしてない?
「アレを潰せばこいつらを止めら…」
「「!」」
核の中心部に…チャイナ娘が取り込まれてる…?!
ちょ、呑み込まれてるゥゥゥゥ!
「チャ…イ、ナ娘ェェェェッ?!」
「の、呑まれちまったぜ?! どういうこったァァ?!」
「や、野郎ォ…神楽を取り込みやがった…!
このままじゃ…こいつを殺っちまえば…、神楽も、死ぬ…」
「!」
[——隊長ォォッ!]
ぬォォォォッ?! びびびびビビビびっくりしたァァァ!
何?! 無線?! そして八雲?!
アレ? こんなこと前にもなかったか?
[今から松平のとっつぁんがエイリアンにむけて撃ちます!
今すぐそこから離れてください!]
「はァァ?! ちょ、マジでェェェ?!」
[マジっすよ! ほんとヤバイから早く逃げて下さい!]
で…でもチャイナ娘が取り込まれてんのに…!
今エイリアンをとっつぁんがやれば…チャイナ娘まで…!
「…お前ら…、…行け」
「は…? 何言ってるんですか、ハゲ坊主さん?!」
「もうツッこまねーぞ?! もうツッこまねーぞォォ?!
…もうじきここは火の海だ。てめーらを巻き込むわけにはいかねェ。
…つくづく情けねー男だよ、俺は。
最強だなんだと言われたところでよォ…なーんにも護れやしねー。
家族一つ…娘ひとり守れやしねーんだなァ、俺って奴ァよォ」
「…………」
「これも逃げ続けてきた代償か。すまねェ神楽…。
せめて最期はお前と一緒に死なせてくれ」
「…はァ」
…ったくこのハゲ坊主さんは。何言っちゃってんだか。
その前に…。…オラにパワーを与えておくれェェェ…!
「すぅぅぅぅぅ…」
「…? 何をしている女、早く逃げ…」
「——オイコラとっつぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんん!!!!」
《アレー? おゥ、栄蓮じゃァねェかァ! 久しぶりだなァァ》
い、いよォォォし…! 軍艦までビックボイスが届いたようだァァ…!
いや結構軍艦近づいてきてるし! とっつぁんとまれェェェ!
「とっつぁぁぁぁぁん! 撃つのやァァァァめェェェェてェェェェ!」
《えェェェ? いィやァァァ、かァわいい栄蓮の頼みでもねェェ?》
「ふざけろとっつぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!
グエッフ! ゲッフゲッフ! オう゛ェェェェ…」
「腹から声出しすぎだァァァ! むせてんだろォォォ!」
「うるせェ天パァァ! …あー、苦しい…」
こんなにも腹から声を出したのはいつ以来でしょうかァァ…!
その時…天パがしゃんで木刀を持ち直した。
「瞳孔女。…5分でいい。時間を稼いでくれ」
「けほ…ッ! っはは…5分だろうと10分だろうと…稼いであげるよ」
「て、てめぇら…!」
「…お父さんよォ、神楽がこんなモンで死ぬタマだと思ってんのかィ。
俺達を信じろとは言わねェ。…だが。…神楽のことは、信じてやってくれ」
そう言って天パは木刀をエイリアンの身につきたてる。
その影響で天パの体もエイリアンに取り込まれた。
「お前ら…何考えてやがるんだ!」
「だから…! 言ってんでしょーがァァ!」
「…ッ?!」
「…私達はアンタも、チャイナ娘…、…神楽も死なせない。
勝手に諦めるんなら諦めちゃってくださいって話ですよ、コンニャロー」
「…お前ら…」
「ッとっつぁぁぁぁぁぁぁん! 撃ったら2度とお酌しないぞォォォォッ!」
《えぇぇぇぇ? ソレはおじさん困っちゃうなァー》
「だから待てっつってんだァァァ! 5分でいいからァァ!
300円あげるからァァァァッ!」
「——5分なんかじゃダメですよ」
「!」
そう言ってやってきたのはメガネと定春クン、あと二人組の天人。
あ、この天人…確かハタ王子とか呼ばれてる奴だ。
「ッ貴様らァァ! この王子が目に入らぬかァァ!」
「今撃ったらもれなくこのハタ王子も爆死するぞォォ! もれなく国際問題だぞォォ!」
「…そういうことだとっつァァァん! だから撃たないでェェェ!」
「テ…テメーら」
は、早く戻ってこい天パァァ…! こちとらもう声が限界じゃァァ!
「…ゼーゼー…う、み坊主、…ゲッホ…さん…」
「…?!」
「誇りに思いなよ? アンタの娘…こんなにも大切に思われてんだから」
「…!」
《…ア、ゴメーンえれーん》
「…は?」
《いや、ちょっと待とうと思ったんだけどさァ。
今ちょっとつまずいちゃってねェ? …発射ボタン押しちゃったよォ〜》
「…………」
(嘘ォォォォォォォォォォォォォォッッ?!)