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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル「夢を目指して」 ( No.190 )
- 日時: 2013/10/09 19:03
- 名前: 柚 ◆joZC5jv7jo (ID: DcPYr5mR)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=11881
一方、サーヤは何をしていたかと言うと・・・
サーヤはレイヤが訓練している森の近くで、ジョギングをしていた。
(は、はぁ。疲れたぁー。)
けど、サーヤは走る。
息が切れても、どんなに辛くなっても、
サーヤは走る。
(レイヤくんとお母さんの助けになれれば、わたしはどんなことでも、一生懸命やるよ…)
ただひたすら走って・・・願いを込めて・・・
頑張った・・・が
頑張るにもほどがあった。
(も、もう無理・・・)
(で、でも頑張らないと)
サーヤの心に二人の自分がいた・・・
無理して倒れたりしたら迷惑だから一旦休むか
でも、頑張って、お母さんを助けたい、会いたい!)
迷いつつも、それでも走っていた
が、急に足が重く感じられた。
倒れそうな、感じがした。
(ちょっと休んで、後でまた走れば良いよね?)
そう思い、近くのベンチに腰かけた。さっきは感じなかったが、休んでみると、疲労感がどっと押し寄せる。
でも、達成感もあった。
(限界まで、頑張ったから)
(そろそろ伊吹さんからのお弁当食べよっかなー!!)
「レイヤくーん!!お弁当食べよー!」
サーヤは大きな声で呼んだのだった。
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