二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル「夢を目指して」 ( No.63 )
日時: 2013/09/15 08:10
名前: 柚 ◆joZC5jv7jo (ID: DcPYr5mR)

「あーあ、また、例の夢見たあ…」
サーヤは一人で背伸びする。
「あぁ。そうだな。でも、前のと違って戦いの夢だった…」
「へ?あ、起きたんだ!レイヤくんおはよう!」
サーヤはびっくりしてふりかえる。そこにレイヤが居たからだ。てっきりまだ寝ていると思っていたからだ。
「ああ。おはよう。」
レイヤが素っ気なく返事する。
「なんか、公爵と戦っている夢だったね」
「でも、昨日の練習で結構力が強くなったな」
「うん、これからもがんばろ!お母さんを助け出すんだから!」
サーヤとレイヤが気合いを入れていると……
「ああ。紗綾と黎夜。起きたのか。話してる場合じゃないぞ。早くしないと遅刻するぞ」
「あ……はい」
サーヤとレイヤは朝食を食べ、あわただしく学校に向かった。

学校で、ーーー
圭吾には悪いが、どの授業でもサーヤとレイヤは上の空。夢のことばかり考えてしまう。

放課後ーーー
サーヤは志穂と学校から帰っていた。サーヤはさりげなく志穂に訊いてみた。
「ねぇ、志穂ちゃん、わたしはどうやって力を強くすれば言いと思う?」
「えっと、すみません。よく分かりませんが。笛をふく練習なんてどうですか?」
「うん」
「紗綾さん?この前からなんか変ですよ?悩みなど、ありますか?何かあるんだったら、いくらでも聞きますよ。」
「うん、ありがとう!」
そう言ってサーヤと志穂はいつもの場所で別れた。
「ではまた明日。」
「うん、じゃあね。」
次は訓練!力が強くなるようにっとサーヤは願ったのだった。