二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂 −銀の世界 ( No.15 )
日時: 2013/09/23 16:57
名前: 瑠李 (ID: x2W/Uq33)
プロフ: サボっててスミマセンデシタ<(_ _)>

通されたのは十畳程の部屋。

あまり使われていなかったらしく、真新しい畳の臭いがする。

「あー… そこで待ってて」

銀時は言うと、着替えに消えていった。


「ていうか…僕ら何でトリップ?したんですっけ」

「そう言えばそうネ。心当たり、ミジンコもないアル」

「微塵にも、だろィアホチャイナ」

「クソサド黙るヨロシ」

睨み合い始める沖田と神楽を尻目に、土方がまともな意見を。

「お前等、此処に来る前に変なモン食わなかったか?」

「変なもの…?  あ そう言えば…」

「食べたアル。飴食べたヨ」

二人の言葉に、土方、近藤、沖田は顔を見合わせ、納得したような表情になる。

新八が何事かと聞くと、帰ってきたのはこんな答え。

「その飴なんだが…」

言いかけた瞬間、襖が開く。

瞬時に話を中断させ、そちらを向くと、そこには銀時、桂、高杉の姿。

「クク… 手始めに…そうだなァ、此処に来た経緯でも話して貰おうかァ?」

高杉の言葉は、五人を凍り付かせるには十分すぎるほどの代物だった。