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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂 −銀の世界のその果ては− ( No.28 )
- 日時: 2013/09/25 18:29
- 名前: 瑠李 (ID: x2W/Uq33)
- プロフ: http://www.kakiko.info/oekaki_bbs/data/IMG_003075.png
「丁度いいな、じゃ総一郎君、俺と手合わせしない?」
「総悟でさァ、旦那。 いいんですかィ?」
暇そうにしていた5人に、通りかかった銀時が提案。
沖田はそんな魅力的な誘いに乗り、道場へ歩く。
「せいぜい銀ちゃんにボロ負けして泣くヨロシ」
「黙れチャイナ」
毒を吐く神楽をかわし、沖田は竹刀を持ち銀時の前に立つ。
「いいかァ、ルールは簡単、先に一本とった方の勝ちな。
簡単には負けてやんねェよ、銀さん」
「旦那とは戦ってみたかったんでさァ、いい機会だ」
「マジで?じゃあ総一郎君のあとに大串君とゴリラも手合わせしよーぜ 眼鏡君は?」
「だれが大串だ誰が!土方だ!」
「ねぇ皆してなにが楽しいの?俺ゴリラじゃないから!近藤勲だから!」
「・・・総悟でさァ」
「眼鏡やめてくれません!?・・・僕はいいです、勝てそうにないですし」
ケラケラと笑う銀時。
が、竹刀を構えた次の瞬間、彼の気配はガラリと変わった。
目は獲物を狙う目、未来・・・沖田たちにとっての現代の銀時の目から
は想像できないほど歓喜に満ちた目。
案外、屯所にある資料に載っていた「戦いを好む」という一説は本当なのかもしれない。
二人は同時に、飛び出した。
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