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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂 −銀の世界 ( No.42 )
- 日時: 2013/09/29 21:11
- 名前: 瑠李 (ID: x2W/Uq33)
翌日。
銀時達は、まだ日の登る前から戦の準備を始めていた。
「行くぞ、銀時」
「ああ」
必ず帰って来ようと誓い、歩きだそうとすると。
「万事屋ァ」
「銀さん」
「銀ちゃん」
「万事屋」
「旦那ァ」
後ろから、つい最近入ってきたばかりの、神楽達の声。
銀時は振り向くと、視線だけで「何?」と問いかける。
「テメェに話がある」
「俺に?今?」
銀時は他の浪士達を先に行かせようとした。
が、それは近藤に止められる。
「銀ちゃんが帰ってきたら話すネ」
「だから銀さん」
「必ず帰ってこいよ」
「頑張ってくだせェ、旦那」
強い意志の隠った瞳に見つめられ、銀時はフと笑う。
「解ってらァ」
銀時はヒラヒラ手を振り、歩いていった。
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