PR
二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂 −銀の世界 ( No.9 )
- 日時: 2013/09/20 19:21
- 名前: 瑠李 (ID: x2W/Uq33)
「銀さん…」
「銀ちゃんアルか?」
新八と神楽が、未だにこちらを睨んでいる銀時に声をかけた。
でも彼は微動だにしない。
ピリピリと痛い空気に、思わず後退る5人。
「誰が銀さんだァ。俺ァテメェら何ぞコレっぽっちもしらねェ」
やっと開いた彼の口からは、かなり否定的で、冷たい声が聞こえてきた。
さしもの土方や沖田、近藤も驚いた顔をし、彼を見る。
彼を慕っている神楽や新八のショックは計り知れない物だった。
「で? 何でそこに無傷の天人何ざ居やがる?俺が見逃してやるとでも思ったか?今すぐたたっ斬るぞ」
「そんな…銀ちゃん」
神楽の目に涙が溜まっていく。
その時だった。
「おい、銀時」
「帰ってくるのが遅いと思えば…道草食ってたとはなァ」
二人の男の声が、聞こえた。
PR