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二次創作小説(紙ほか)
- Re: ONE PIECE【大犯罪者は記憶喪失!?】 ( No.64 )
- 日時: 2013/10/12 09:39
- 名前: Sora (ID: N.hBywMC)
【VS】
シロは立ち上がり瓦礫を頭上に投げた。
「ヒューリトゥーラ(開花)」
投げた瓦礫は頭上で止まり一斉に飛び散った。
「あぁ、そっか。武族の目は考えがわかるんだっけ?」
「考えがわかる?」
「武族の赤と青の瞳には過去、未来、思考が読み取れるんだよ」
「シロはもうわかってるって事か」
「そうなるな」
「皆が…僕に言うんだもん……助けてって…だから僕は……最後ぐらい僕が助けるの!」
「あははははは」
真剣に泣きそうなシロをみて笑い出すマルク。
ルフィはマルクを殴り飛ばした。
「何がおかしいんだよ」
「あはは、おかしいよ」
ルフィに殴られたはずなのに笑って立っている。
「君はわかってないな。麦わら。世界政府も恐れる武族。そんなのが決意を固めても結果は変わらない」
「どう言う事だ」
「あれ?スモーカーともあろう人も知らないの?武族は世界政府に処刑されたんだよ。人の未来、過去、思考を読む邪悪心。凄まじい戦闘力。それらは天竜人による1人の武族の殺害が引き金としてね」
「「「「「「「!?」」」」」」」
「世界政府が今回動いたのはシロちゃんがあの事件の真相を知ったからだと恐れたから。この事実は民間には伝わらないしね」
「そんな事知らないよ。僕はどうでもいい。僕は初めて知ったけど別に知らないもん。ただ僕は今、助けてって言ってるから。僕を守ってくれた皆が助けてって僕に言うから、だから僕はみんなを助けるってきめたの!」
シロは近づいて来た操られている元仲間の体を手で貫いた。
「僕は別に悪い事は無かったもん。みんながいたから。だから、楽にしてあげるね」
笑顔で笑うと次々と貫いていく。
シロにもう迷いはない。
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