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【情報】

「言っとくけど油断すなよ？」
「「しないよ！」」
「ルイス」
「なんや？レヴェル」
「ルーシュとマラドーナが団欒してるが？」
「えっ？」

ルーシュとマラドーナは敵と笑いながら話していた。

「こらっ！女二人！なにしとんねん！」
「何って」
「お話」
「見たわかるわ！」
「自分で聞いたんじゃんか！」
「なんか問題あるの？」
「お前ら二人の脳みそが大問題やボケ！」
「ルイスが振り当てた敵と利害一致で休戦になったの」
「振り当てたルイスが問題なんじゃないの？」
「なんやとこらぁ！！」
「マナ、壁作っといて」
「はぁい。基準・土壁」

マラドーナがそう言うと壁が出来た。

「能力者！？」
「そうだよん。ブローカー一味、マラドーナことマナは“コトコトの実”の能力者。全部ってわけじゃないけど喋った事を具現化する事ができるんだよ」
「私はルーシュ。“ネコネコの実”の能力者だよ」
「ルーシュは獅子になるの。かっこいいんだよ。あの喚いてたのは副船長のルイスで“ミズミズの実”の能力者」
「能力者の天敵の水を操れるんだよ。煩いけどね。あと顔の中心に傷がある口が見えないのはレヴェルで“クモクモの実”の能力者。身体中から糸が出てきたり毒もあるから気をつけて」
「あとねぇ、黒い帽子を頭に被ったのがガルでうちの狙撃手。弾の種類は100ぐらいかな？あとね、うちの剣士があの双子。レナードとカルロっていうの。まだ子供だけど剣の腕は確かだよん」
「最後に我等が船長、マルク！“ヨミヨミの実（再生）”の能力者、なんだけどなんか全然ダメージがなくって、もしかしたら他にも能力があるかも」

全情報をありがとう！

「えっ？あなた達海賊？」
「えっ？海賊だよ」
「ブローカー一味だよ。総額しめて11億」
「山賊って言ってたよ？」
「誰が？」
「あの人」
「マルクって人よ」
「「船長！！海賊ですよ！！」」
「えっ？なにが？」
「マナ達だよ！」
「私たち海の上で生活してます！」
「…あれ？海賊って言わなかった？」
「いや？お前、ずっと山賊っつってたぞ」
「もぉ、なんや！このクルーは！真面目なん四人やんけ！」

嘆くルイスであった。