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↑、二章開始の表紙です。見てね
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目を覚ましたそこは、何時ものウィンドミルだった。
悪い夢でも見たのだろうか？

サーヤは頭を振って、起き上がろうとする。

その時、目が眩む。
あの光景がフラッシュバックする。


　　　「襲われていきますよ」


その言葉が、脳裏に焼きついて、離れない。




　　　「だからお願い・・・皆を傷つけないで！」


自分の叫んだ言葉が、はっきりと浮かんでくる。




夢ではない。
これは現実。


「げん・・・じつ・・・」


呟いたサーヤは、ふらりと立ち上がる。
それでも次の瞬間、膝をついた。


後には戻れず、未来は見えない。

酷な現実を受け入れたか弱き少女に成せることはもう、一つしか残されていなかった。



第二章