二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 情報屋ナギ 【団子屋小町編】 ( No.124 )
日時: 2014/04/04 00:43
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: soVn9TCU)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11812928538.html

 Sora様

百華さんはドSちゃんなので!ww
確かに投げ捨てて速攻でログアウトします←


 Dr.クロ様

ですよね! あれ? そーくる? てきな(ry


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 ピッ、ピッと無機質な機械音が鳴っている。
 瑠璃音と新八は、虫の息なお爺さんを、不安気に見守っているようだ。


 33訓 幻覚が見え始めたら迷わず即座に眼科へ行け


「非常に危険な状態だ。君達、知り合いだよね?」
「え、えぇ、まぁ…」
「そろそろ覚悟しといたほうがいいよ…」
「…、……、何か…何か救う方法は、ありはせんのか…?」
「……」


 静かに首を横に振る医者に、瑠璃音は俯いた。
 新八も悲しそうに微笑み、優しい少女の頭を撫でてやる。


「しかしアレだな。女遊びの激しい人だと聞いていたが…。
 誰一人として最期を看取りに来てくれないとは、寂しいもんだな」

「………」

「君達だけでも死に水とってやってくれ」


 新八と瑠璃音は静かに男の傍に歩み寄った。
 機械音が一層激しい変化を見せ、女医が脈の弱まりを告げた。


「…、…いよいよか…」


 —————その時だ。

 ガシャァァンッと派手な音を立てて窓ガラスが割れた。
 そこから入ってきたのは、定春に乗った銀時や凪達である。


「ぎ…銀さん! 神楽ちゃん!」
「…みんな…! あ、凪もおるではないか! お疲れ様じゃな」
「あんがと」
「で、連れてきてやったぞ」


 ハッと瑠璃音と新八がそちらを見る。
 そこに立っているのは、見慣れた——お登勢である。


「「い゛ッ?! お登勢さん?!」」
「ほら、やはり皆さん同じ反応ですよ。何故ならお登勢さんですもの」
「どう言う意味だい百華ァ?!」
「だってお登勢さんだもんねーぇ…」
「…そうだね」
「テメーら後で一回絞めるから覚えとけ!!」


 そのお登勢の声に反応してか、ピクリと男の瞳が開いた。
 うっすらと開いているその瞳は、自然とお登勢に焦点をやる。


「かんざしはキッチリ返したからな…。見えるか、ジーさん?」


 ほんの少しぼやける視界のなか、男は必死にお登勢を見る。

 シャラリと簪の飾りが音をたてた。
 にこりと優しく微笑む美しい顔が目に映る。


 酸素マスクを外し、涙を目の端に滲ませながら、男も笑った。


「……綾乃さん。
 アンタやっぱ…かんざし、よく似合うなァ……」


 はっきりとしない視界だったからかもしれない。
 もう自分もかなり歳だったからかもしれない。

 それでも、微笑んだお登勢は、若かりし頃の美しすぎる姿で。


「、ありがとう」


 男もやはりつられて、微笑んだ。


 —


「…ねェ、お登勢さん」
「なんだい」
「お登勢さん、覚えていたってことはないですよね?」


 百華の問いかけに、お登勢はフッと笑った。
 さぁね、と言葉を濁し、シャラリと簪をならす。


「さてと…団子でも食べに行くとするかィ」


 こちらを振り向いたお登勢は、若き日の美しい姿。
 無論今のお登勢はもうかなりの歳で、そんなわけもない。

 全員が全員ゴシゴシと目をこすっている。


「…なんだろう。凪、私ね、今すごい幻覚が見えたの」
「…なんだろう。九六、私ね、おんなじ幻覚見た気がするわ」
「…なんだろう。私もそんな気がするー…」
「…なんだろう。お登勢さんってこんな美人でしたっけ?」
「…なんだろう。俺、明日眼科行ってくらァ」

「テメーら今月分の給料十倍な!!」



( ってかオイ、誰かなんだろうの連続をツッコめ )