二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 情報屋ナギ ◆オリキャラ募集終了m(_ _)m ( No.33 )
- 日時: 2013/11/16 16:09
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: y9vyUWjB)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11690120127.html
参照≒「凪」アップ。…えェ。…はい。もうただ凪です((
Sora様
あやのんいいですか? 良かったですw
マダ…じゃないや、長谷川局長ですよw局長ww
漆ちゃん可愛すぎですよね…(´∀`)←癒されてる
とっとと池田屋編に行けるように頑張りますゥゥ((
インファ様
今は局長ですがもう…ねw
こちらこそこの小説には勿体無いくらいのキャラを有難う御座います!
これからも頑張ります(´∀`)
Dr.クロ様
初めまして! オリキャラ有難う御座います!
夜王の隠し子…ですと?! 吉原ktkr((
九六ちゃん有難う御座います! 採用させていただきます!
牡丹様
伊織ちゃん充分素晴らしいですハイ((←
もうすっごく可愛いです伊織ちゃん…羨ましいです(´・ω・`)←
ドロシー様
はははははじめまして! バラガキも読んでくださっているとは…!
本っ当に有難う御座います! 文才は私にはないです!←
…えっと……。…あの…。どこが駄目キャラですかァァァァ?!
ヤバイ可愛いいいいい((黙 すごく凪と絡ませてみたいですw
絵梨ちゃん有難う御座います! 採用させていただきます!
己傘下様
ギャァァァァァもうまた素晴らしいオリキャラがァァァァ((黙
天人嫌い?! 凪と気が合いそうですね(`・ω・´)+
楽しんで読んでいただけてるならとても嬉しいですッ!
百華ちゃん有難う御座います! 採用させていただきます!
☆さき☆様
のぶたすの…姉…だ、と……?!((((;゜Д゜))))
なんていう美味しい設定ですかソレ←
今すぐしんでくださいに対してもうひれ伏しまs(ry
夏樹ちゃん有難う御座います! 採用させていただきます!
/ オリキャラ募集締め切ります! 本っ当に有難う御座いました! \
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凪達情報屋三人娘と万事屋二人は車で移動中である。
黒塗りのリムジンに揺られながら、瑠璃音はこっそりと凪を見た。
09訓 タコは生で食べるか焼くかどっちが好き?
「凪…あのサングラスの男は一体何者なのじゃ?」
「んとね。…長谷川泰三、入国管理局長だよ。幕府の重鎮だよ」
「そ…そのような者が一体そちに何の用があると?」
「知らね」
「凪ィ…私家帰りたい〜。ホームシックホームシック〜」
「どんだけ家好き?! 漆ィ、ここらでニート卒業だ」
「無理ィ〜……」
パソコンを幾台か背負い、一台を手に持っている漆。
全く重くなさそうである。寧ろ何処かうれうれとしているようだ。
「…で、入国管理局長の長谷川さん。…何の情報をお求め?」
「…実は今幕府は外交上の問題で…国を左右する程の危機を迎えてるんだ」
「知ってる」
「央国星の皇子が今地球に滞在してるんだが…その皇子がちょっと問題を抱えていてな」
「知ってる」
「知ってるんだったら聞かないでくんない?! つーか何で知ってんの?!」
「情報屋だから」
窓から外の景色を眺めつつ言う凪。
…その頭脳はどこまで広いのだろうかと男は少々薄気味悪くなった。
「…で、その問題っつーのは何なんだよオッサン」
「あ、あァ…それがな」
—
「余のペットがの〜いなくなってしまったのじゃ。
探し出して捕らえてくれんかのォ」
「帰りましょうか、銀サン、凪サン、瑠璃音ちゃん、漆サン」
「オイぃぃぃぃ!! ちょっと待てェェェ!!」
歩き出す五人を長谷川は必死に止める。
全員が全員嫌そうな表情で振り向いた。特に凪はもう興味なしだ。
「情報屋ァァ! そこでオメーに聞きたい! あの皇子のペットどこにいるんだ?!」
「私ァナビじゃねーんだよハゲ。大体捕獲とかは万事屋の仕事だ」
「万事屋ァァ! 頼むからやって?! ンな目ェするのも分かるけどやって!」
「うるせーなグラサン。叩き割るぞうすらハゲ」
「もうハゲでいいッ! ハゲでいいから二人共頼むゥゥゥ!」
必死に懇願する長谷川に心優しい瑠璃音が同情を持ったのだろうか。
クイクイ、と凪の服の裾を引っ張った。
「凪、あの男もあそこまで必死なのじゃ。情報提供してやったらどうなのじゃ?」
「イヤだから知らねーの。ハタ皇子のペットのペスとかほんと知らねーの」
「知っておるんじゃろうがァァァ!!」
「凪ィ…私家帰りたい〜。ホームシックホームシック〜」
「オメーはどこまでホームシック?!」
「…と言うかそれさっきも言っておらんかったか?」
漆はいつまでも万事屋の方向を眺めているようだ。
それにしても面倒な仕事に巻き込まれたようである。煙草を吸いながら溜息をつく凪。
「いや、な? あそこの国からは色々金とかも借りてるから幕府」
「知らねーよ、そっちの問題だろ。なァ、凪」
「そうそう。ハタ皇子だかバカ皇子だか知らんがテメーでやれよ」
「オイィィ! バカだけど皇子だから! 皇子なの!!」
「アンタまる聞こえですよ」
凪と銀時の口をふさぐ長谷川に新八の鋭いツッコミ。
いかにもダルそうに漆が長谷川を見た。
「大体〜…そんな問題幕府で解決したらどうなの〜?」
「いやそれがダメなんだ! だってペットっつっても…」
「えいりあんだかんね」
「やっぱ知ってるんじゃねェか情報屋ァァ!」
「あー…。んじゃ、ペスの居場所教えてあげるよ」
「名前まで知ってるんだろ! つーかどこ?!」
「うしろ」
「……え?」
——ズドォォォォォンッ!
背後から物凄い音がして、凪の指差す方向を見る一行。
そこにはタコのような形をしたエイリアンがいた。…見事に建物が壊されている。
「おォー、ペスじゃ! ペスが世の元に帰って来てくれたぞよ!」
「どっちかと言うと踏み潰されそうなんじゃがァァ?!」
「誰か捕まえてたもれ!」
「ペスぅぅぅ?! ウソぉぉぉぉ!!」
「だから言ったっしょ」
「じゃねーよ情報屋ァァ! アレ捕まえてくれェェ!」
それにしても大きさのスケールが違いすぎるというところだ。
あんなものをどうやって確保しろと言うのだろうか。
「ペスはのォ、秘境の星で発見した未確認生物でな。
余になついてしまったゆえ船で牽引して連れ帰ったのじゃふァッ!!」
「吹っ飛ばされたァァァァ!!」
「全然なついておらんじゃろうがァァァ!!」
「どーすんのー? どーすんのー?」
「漆さんはもっと緊張感を持てェェェェ!!
——あ…銀さん?! 凪さん?!」
エイリアンの前に立ちふさがる銀時と凪に、新八は声を上げた。
銀時は木刀をかまえ、凪は小太刀を片手に持ちかまえる。
「新八ィ、瑠璃音ェ、漆ィ。醤油買ってこい。今日の晩御飯はタコの刺身だ」
「…銀時、私はどっちかっつーとタコ焼き派」
「んじゃ、タコ焼きのがいいか。——いただきまーす!!」
「させるかァァ!!」
「「グォッ」」
飛び上がろうとした銀時と凪に長谷川のスライディング。
おかげで銀時と凪は頭を地面で思いっきりうった。
「いだだだだだだ! 何しやがんだ! 脳ミソ出てない? コレ?」
「あああああああ銀時ィィ!! 銀時の脳ミソがァァァ!!」
「出てんのかァァァッ?! ギャァァァァァァァ!!」
「分かりやすい嘘に騙されんなァァァ! つーか手ェ出しちゃダメだ!
無傷で捕まえろって皇子に言われてんだ!!」
「む…無傷ゥ? できるかァそんなもん!!」
「オメーがやれよ長谷川。オメーならできるさ長谷川」
「嬉しくねーし自信もわかねーよ!!
つーかそれをなんとかしてもらおうとしてオメーら呼んだんだよ!
情報屋は情報提供ついでに依頼もすれば色んなことしてくれるって聞いたぞ!」
「あー…まァね。その情報に関することだったらやるけどー…」
そうなのだ。情報屋といえど、小さな情報提供だけで金はとらない。
その情報に関することであれば、厄介ごとでも何でも解決するのだ。
…が、これは厄介すぎる。その時だ。
「——ッうわァァァ!!」
「——キャァァァッ?!」
「——うわァ〜」
「一人すんごい呑気な奴いるけどォォォォ?!
新八ィィ! 瑠璃音ェェ! 漆ィィ!」
新八、瑠璃音、漆の三人の体に、エイリアンの腕が絡みついた。
(はーなーせー)
(だからお主はもっと緊張感を持たぬか漆ィィ!!)