二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.113 )
- 日時: 2013/11/11 20:04
- 名前: 楼蘭 (ID: tLdHgI31)
二十五訓/表と裏。自我と非我。どれも全て要は自分自身だよねぇ?
山崎と他の隊員と話をしていた。
「なにしてるんですかぃ?」
「どうしたの?」
「沖田隊長と清河隊長。いや、あっ!それは!菊一文字RX-78と鬼神丸SP-13じゃないですか!最大の特徴は内部にデジタル音楽プレイヤーを搭載していて連続再生時間は最大124時間の代物の!」
「へぇ、そうなんだ」
「名前が違うのに兄さんと一緒なんだね」
「みたいですぜ。あれ?その腐り掛けの棒はなんですかぃ?」
「腐ってる棒じゃない?」
「素振りさせてもらっていいですか!」
素振りを楽しむ隊員。
「騒がしいぞ」
「あっ局長…」
ふすまを開けた近藤だったが手には刀があった。その先にはコロコロ。
「そっそれは!虎徹Z-Ⅱ!音楽再生機能は勿論の事、柄の部分に特殊な金具を装着することにより、お部屋掃除のコロコロとしても使用できる大業物!」
「なんだお前ら、そんな安いもん使ってたのか」
「あぁ…疲れた…」
「ねぇ、まだ僕鍛冶屋行ってないんだって」
「そんな格好で行く気?」
廊下を隊服に血を大量につけて零番隊が帰ってきた。
それに気づかず話をする近藤。
「刀は武士の魂だぞ」
「局長、魂とかいう前に邪魔なそれ取れば?」
「ぎゃぁ!」
「ただいまぁ。どうしてみんな刀自慢してるの?」
「「「全くしてない」」」
「黒田さん、血まみれじゃないですか〜?死にます?死にます?死んでくれます?☆」
「返り血だよ」
「えぇ?チッ!」
「舌打ちデカくね?」
「近藤さん、ちょっと素振りさせてもらっていいですかぃ?」
「別にいいけど?」
ちょっと得意げに刀を渡した。
「ふんっ!」
沖田の素振りにより真っ二つに折れた。
「あぁ!!!虎徹ぅ〜!!!」
「あーすいやせん。これなら岩でも裁断できると思ったんですけど無理でした」
「オメー絶対ワザとだろ!俺のこてっちゃんに嫉妬してぇ、嫉妬してぇ!!」
「なんだ、岩ぐらいなら僕きれるよ?」
夕凪は虎徹が折れた岩に抜刀。綺麗に真ん中で斬れた。
「ほらね?」
「俺に素振りさせてくだせぇ」
「この刀は僕の!他にないんだからね!総ちゃんすぐさっきみたいにするんだから」
「清河隊長、刀はどうして?」
「あぁ、伊藤…鴨太郎?って言う先生が帰ってくるらしくて、荷物だけ先に届いたんだよ」
「そうなんですか」
「……ダレ?それ」
「黒田さん…頭悪いんですねぇ。いっそのこと分解して修理しましょうか?」
「俺人間ん!!」
「あれ?ほんとだ!」
「素かよ!」
「黒田さんも貰って来たらいかがで?」
「いらねぇ、俺の刀はこれ。あっ、実華。貰って来いよ」
「えっ?」
「そうだよ!刀折れちゃったし。実華ちゃん!いこっ!」
夕凪は実華の手を引いて走って行った。
それとすれ違いに要が来た。
「沖田隊長。自慢もよろしいですけど書類が溜まってます」
「要も貰って来たらいかがで?」
「アタシは結構です。刀は腕が重度なんです。それより書類」
要がそう言うのと同時に沖田の姿が消えていた。