二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.137 )
日時: 2013/11/15 20:46
名前: 楼蘭 (ID: 5.hXu42i)



二十五訓/表と裏。自我と非我。どれも全て要は自分自身だよねぇ?


「トシぃ?あれ?」
「ちちちちょっとぉぉぉ!?」
「トシ知らない?」
「の前にここ厠ですけどぉぉ!?」

そう。夕凪はあろうことか男子用の厠の戸を開けた。子供だからこそ許される。そして夕方どきに失礼しましたm(_ _)m。

「夕凪副隊長!?」
「あっ要お姉ちゃん」
「ダメですよ!覗いちゃ!」
「ねぇ、トシ知らない?」
「えっ?そういえば、隊長方も見られませんね。夕凪副隊長が副長に何か用があったんですか?」
「トシね、僕の誕生日にね絶対ケーキくれるの!」
「そうなんですか…ん?えっと…夕凪副隊長?」
「何?」
「つかぬ事をお聞きしますが…お誕生日は…?」
「今日だよ!」
「えぇ!?」
「10歳NOW!」
「おめでとうございます。では、これを」

要はポケットから飴を取り出し夕凪に渡した。

「わぁ〜!ロリポップ!」
「食べれますか?」
「うん!大好き!ありがとう!」
「いえ、あっ、なんか話し合い見たいですよ」
「何話してるんだろう?」

夕凪はそーっと近づいて耳を当てた。

「ちっちょっ」
「しぃ〜」

結局要も聞くことに。

「切腹を!」
「先生!それは!」
「かっさばきましょうか?☆」
「黙れ。ってかあんた何なんだよ。散歩だかなんだか知らねぇけどよぉ」
「松、落ち着きなさい」
「大体、あんた何様のつもりだ?」
「やめなさいって」
「一年ちょっとのペーペーが何でも決めてんじゃねぇぞ」
「やめろっつってんだろがぁぁぁ!」
「姉さんんん!?」

松菊は美月の蹴りをモロくらい戸を突き破った。勿論、夕凪も巻き込まれました。

「夕凪副隊長!?」
「ふにゃ…」
「私からみりゃてめぇもペーペーなんだよ!」
「美月さん…お二人とも意識が途絶えてます」

夕凪にとって最悪の誕生日と化した。
そして美月のキレ具合より松菊は無期限の謹慎処分とあいなったのです。まぁつまり、屯所から姿を消した土方を謹慎中に探せ、無給で。と言う指令ですね。

「全然!そんなじゃねぇな」
「どうぞ」
「あっ、どーも」

松菊は万事屋に来ていた。

「あぁ!始まってしまったアル!」
「お前なにやってんの?」
「新八の勇姿を録画してやらないと」
「録画ですか?」
「何?新八君来てないの?」
「そういや今日来てねぇな」

テレビになんとアイドルオタクと書かれて出ていた。

《そもそも、オタクやニートが引きこもりだと決めつけないで欲しいですね。僕等の中にもちゃんと働いて社会と向き合ってるオタクもいるんです》

「あれ?」
「何やってんの?…アイツ」

《ははぁ成る程。では、31番さんの意見はどうでしょう?》
《えっ?あっ《オタクをやり玉に上げて事を僕等のせいにするこの番組の基本スタンスこそが今の日本の問題を!》
《ははぁ、わかりましたわかりました》

「おいおい!めっちゃ鬱陶しい奴になってるよ!?これ間違いなく視聴者に嫌われてるよ!」
「おっ、美味い。ゆず茶?」
「あっはい。そうです」

《大体ね、オタクと一口に一緒にするのは可笑しい!》

「やばい!白熱してきたアル!おいうごけぇ!ポンコツぅー
!」
「この回線が問題だと思います」
「これ?」
「ハイ」

《僕等は一応アイドルっていう現実にいるのを追いかけているけれど、分からないのがアニメとかゲームとか、二次元の女の子に恋をしている人たちですよね!》
《おい!そりゃどういう意味だ!53番!》
《結局二次元の女の子に恋い焦がれても成就しないでしょ!時間の無駄でしょ!》

「今流行りの今でしょ!みたいだな」

《ふざけんな!しおりちゃんは心の中に生きてるんだ!》

「そういや今日御宅の子は?」
「オタクの子は用があるらしいぜ?」

《あぁ、ちょっと、意義があるんだけども。いいかな?》
《あっどーぞ》
《あの、つまり、53番は、三次元オタクは、二次元オタクより現実見てるって言いたいんだけども、じゃー聞きたいんだけども、アイドルを追いかけていれば、いつか結婚出来るとでも思っているのかな?》
《それは》
《できないよね?つまり、君等三次元オタクと二次元オタクは、叶わない恋をしているというところでは、同じ穴のムジナであっ《いやいやいや!それは違うよ!ぶっちゃけアイドルと結婚なんて無理だよ!でも100%じゃないじゃん!君等は100%無理だけど》
《イヤ、無いよね?確実に》
《いや!無くは無いよ!現実に存在してるんだから!》

「7番腹立つアルなぁ!イケー!新八ぃ!!」
「そのまま駄眼鏡さんをピーしちゃってください」
「何言ってんの!?」

《隊長に何舐めた口聞いてんだ!》
《なんだとこらっ!》

テレビで喧嘩勃発!

ちんっ

「あぁ、出来たアル!トロトロアル!」
「つーかパン焼いてたの!?録画じゃなかったの?」
「はい、あついですよ」
「おっ、あざっす!」
「お前の分もかよ!ってかあれ?こいつ、どっかで…ってか、おたくの子じゃない?」
「ん?……あり?」

テレビ内でまさかの夕凪と土方がいた。