二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.144 )
日時: 2013/11/17 20:18
名前: 楼蘭 (ID: oc2mnTQ1)




二十五訓/表と裏。自我と非我。どれも全て要は自分自身だよね?


「この表と裏が揃った波紋…間違いない。妖刀・村麻紗だ」
「妖刀!?本当に妖刀でござるか!?中から美少女が出てきたりするでござるか!?」

トッシーはあまりにも空気読めないので銀時と神楽のリンチを受ける事に。

「鉄ちゃん」
「ん?なんだ?」
「妖刀って実在するの?」
「妖刀とは本来使っていたものの怨念が妖気となりそれを帯びた刀のこと。人が刀を持ってるのであれば必ず存在する」
「ふぅん」
「あの妖刀はどんな」
「母親に斬り殺された引きこもりの息子の魂が宿っているらしい」
「つぅかどんな妖刀!?」
「ダサッ」
「伝説では普段引き篭もってるくせに修学旅行だけ行きたいと言い出したらしい。さすがの母親もキレて切ったらしい。その時に使われたのが村麻紗らしい」
「あぁ、俺もキレるな。確実に」
「どんだけ具体的な伝説ぅ!?最近だよね!?それ!ニュースでやってそうだよね!?それ!」
「最近のニュースでそのような話は聞いておりません」
「あっ、そうなの?」
「はい」
「しかし、もしその刀が本物の妖刀ならその男の魂はもう残ってないはずだ」
「えっ?」
「って事は末期って事か」
「ならトシ。安心して逝っていいよ?」

松の背中から満面の笑みで夕凪は笑った。
がトッシーはタバコを加えて火をつけた。

「お前ひょっとして…」
「夕凪、字がちげぇよ。ったく、やれやれ。最後の一本吸いに来たら目の前にいるのがよりにもよっててめぇらたぁ俺もヤキが回ったもんだ」
「そのまま飲まれときなよ。僕が千切りにしたげるから」
「ふっ。まぁいい。こいつで最後だ。藁だろうが悪魔だろうがすがってやる。いーか、零番隊、万事屋。最初で最後の頼みがある」

そういって土方は膝をついた。

「頼む…真選組を、俺たちの真選組を守ってくれ」

そう言うとタバコを落とした。

「トシ……」
「十四郎」
「お前…」