二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.159 )
日時: 2013/11/18 22:09
名前: 楼蘭 (ID: JMwG2Hoo)




二十五訓/表と裏。自我と非我。どれも全て要は自分自身だよね?


銀時たちは壊れ掛けのパトカーで逃走していた。

「応答願いますどうぞ?」

《土方は見つかったか?》

「見つかりましたが超可愛い強い味方に邪魔されました。どうぞアル」

《アル?》

銀時は思いっきり神楽をどついた。

《どんな手を使ってでも殺せ。近藤を消したとしても土方がいたのでは意味がない。近藤暗殺に土方近藤の両方が消えれば真選組は全て伊藤に着くはず》

「近藤さん土方さん暗殺!?」

《我等以外の隊士に気づかれるなよ?攘夷志士のせいにするのだ。ここでバレれば真選組は真っ二つに割れる。近藤の方は中ば成功したようなものだ。伊藤の仕込んだ通り。隊士は全て付き従うのは我々の仲間。奴はたった一人だ。近藤の地獄行きは決まった!》

それ以降無線は切れた。

「近藤さんが…このままじゃ、近藤さんが暗殺される!」
「僕は知らない、僕は知らない。ははっ…僕は知らない」
「土方さん!しっかりしてください!土方さん!」
「僕知らないもん、知らないもん」
「このままじゃあなたの大切な人が…大切なものが全部なくなっちゃうかもしれないんですよ!?」
「知らないもん!僕知らない!」
「銀時様、どうなさいますか?」
「うわっ!…椿姫…どっから顔出してんの?」
「屋根の上です」
「椿姫の言う通りネ。銀ちゃん、どうするアルか?」
「はぁ…神楽、無線で全車両から本部までつなげろ」
「アイアイサー!」


「うしっ、着替えたな」
「うん、ばっちし!それよりさ。要お姉さんもキヨちゃんも美月さん、実華ちゃんもいないんだけど」
「どこ行ったんだろな」

《あぁ〜、もしもし?聞こえますかぁ?税金ドロボー。伊藤派だがマヨネーズ派だが知らねぇが全ての税金ドロボーどもに次ぐ。今すぐ持ち場を離れ近藤の乗った列車を追え!モタモタしてたらてめぇらの大将、首取られちゃうよ。こいつは命令だ。背いた奴には士道不覚後で切腹してもらいまぁす》

「だって!」
「行くぞ」
「久々のバイク大丈夫?」
「おうよ!」

夕凪は松菊が運転するバイクに乗った。ただし、このバイク。ただのバイクではなかったのです。


《いさせるか!てめぇ誰だ!》

「てめえこそ誰に口聞いてんだ?誰だと?真選組副長土方十四郎だ!コノヤロー
!!」

銀時は思いっきりマイクを叩きつけた。

「銀さん…」
「腑抜けたツラぁ見飽きたぜ。丁度いい。真選組が消えるならてめぇも一緒に消えるがいい、墓場まで送ってやらぁ」
「冗談じゃない!僕はいかない!」
「てめぇに言ってねぇんだよ!」

銀時はトッシーの胸ぐらをつかんだ。

「ふわぉぉ!?」

椿姫はギリギリで窓から入り運転席に入った。

「おい!聞いてるかぁ?こらっ!あぁ!?勝手にケツまくって人様に厄介ごと押し付けてんじゃねぇぞこらっ!てめえが人にものを頼むタマか?てめえが真選組他人に押し付けてくたばるタマか?くたばるんなら大事なもんの傍で剣振り回してくたばりやがれ!それがてめぇだろうが!」
「…てぇな」
「あ?」
「いてぇっていってんだろぅがぁ!!」
「うおわ!!」
「きゃっ!」
「ふおっ!」
「まさか…まさか!!」

銀時は思いっきり無線に打ち付けられた。