二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還” ( No.18 )
日時: 2013/10/21 22:30
名前: 楼蘭 (ID: SPPz8.Rr)



十訓/トラウマと思い出。確実に思い出したくない感じがあるのは気のせい?


あの後、土方達が駆けつけ犯人はお縄についたが夕凪は精神的にショックを受けたらしく倒れ込みそのまま松菊に抱えられて帰った。

「寝たか?」
「おぉ、十四郎。丁度今寝た」
「お前さ」
「ん?」
「夕凪とどういう関係だ?今日いた男は誰だ」
「誰に聞いた?っつっても万事屋の嬢ちゃんかあの旦那だよなぁ」
「こいつの動揺っぷりは異常だったからな。俺が拷問(聞い)た」
「おぉい。拷問って書いて聞いたとはよまねぇぞ」
「うるせえよ。兎に角、話せ」
「拒否権なしかよ…。まぁいいや。話してやるよ」

俺は真選組の遠征での帰り道。初めて夕凪に出会った。まぁ出会ったっつっても夕凪は巨大な船の上でたそがれていたんだけどな。
まぁ、その船が春雨と知ったのはそれから数日後。夕凪は柳と呼ばれていて鵲ってやつのしたにいた。

「まて」
「んだよ」
「なんで知ってんだ?」
「春雨ぶっ壊すために潜入してたから」

んで、事が変わったのはそれから日がたってから。夕凪が鵲に夜兔の血を半分持っていたからただの戦闘奴隷として動かされていたんだ。んで、腹立ったノリで俺がぶっ壊して夕凪を奪って証拠の麻薬を持ってそそくさ船を出た。

「だから鵲は俺を嫌ってるし夕凪を奪おうとしてる」
「任務とかいいながら私情混じってんじゃねぇか!」
「人間私情が大事だ。まぁ夕凪は俺の事を恩人と思って慕ってるし、だいたい俺鵲殺したんだよ。確実に」
「は?」
「いや、なんか追ってきそうだから不意をついて心臓抉り出して脳みそに刀を刺したんだよ。でもいきてたんだよなぁ」
「いや、何?お前今とんでもねぇこと口走ってね?」
「トラウマっつうのは消えねぇなぁ…」

松菊は夕凪の頭を撫でながら微笑んだ。

「いや、曖昧で終わらすなよ!」