二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.182 )
日時: 2013/11/21 22:11
名前: 楼蘭 (ID: u6EedID4)





二十五訓/表と裏。自我と非我。どれも全て要は自分自身だよね?


銀時達の乗るオンボロパトカーの周りには大量のバイクが走っており、銃撃を受けていた。

「奴ら攘夷志士かぁ?ったく!どうやらことは内輪揉めだけじゃないらしいな」
「近藤さんは!?近藤さんは一体どこですかぁ!?」
「アレアル!離れた位置を走るあの車両…敵は皆あそこへ向かって行くネ!」
「私もそう思います」
「だそうだ。土方氏?あとは自分でなんとかしろぉ!」

銀時はトッシーを思いっきり蹴り飛ばした。

「おわっ!!ちょっと待ってよ!坂田氏ぃぃぃぃ!!!こんな所に拙者一人置いていくつもりかぁぁぁ!!!それはさながらナメック星に一人ヤムチャ氏を一人送り込み宇宙の命運を託すが如き暴挙だよ!!」
「大丈夫だ。お前はベジータだ。やればできる」
「坂田氏ぃぃぃぃ!!!!」

必死に手でドアに捕まり引きずられるトッシー。
そこにパトカーが近づいて来た。

「副長ぉぉぉ!!副長だ!副長が無事だったぞぉぉぉ!!!」
「無事じゃねぇだろ、どぉみてもぉぉ!!」
「要約来やがったか」
「銀時様、どうぞ」

椿姫から紙とペンを受け取る。

「もぉおもりは沢山だ!さっさとこいつを引き取ってくんなぁ。散々迷惑掛けたんだ。ギャラは幕府からこの口座に入れとけぇ!」

銀時は紙をちぎると相手に伸ばした。

「伊藤の野郎!ついに本性表しやがったか!」
「おい!」
「だが副長が戻ってきたらもう大丈夫だぞ!!みんなぁ!!」
「おいちょっと聞いてる!?あの!この口座に!」
「すみません、これを受け取ってもらえませんか?」
「はい!喜んで」
「扱い違うくね!?」

椿姫が渡した名刺を快く受け取る。

「おいおい、原田ぁ」
「ゲッ!松菊さんん!?柳田副隊長!?」
「キモいよ?鼻の下のばして」

間に割り込んできた一台のバイク。

「十四郎、敵は俺らが引きつけてやる。その隙に頼んだぜ?」
「宜しくね?」

そのままバイクを飛ばして通り過ぎる。

「副長!局長と美月さんを救い出してください!いくぜぇ!!!」

パトカーを思いっきり飛ばして二人の後を追う。

「おい!まてぇ!!てめえらの副長おかしなことになってんだよ!聞けぇ!ハゲぇぇ!!」


「夕凪、暴れるとするか!」
「うん」

夕凪は満面の笑みで横についてあるトランクの鍵を左右共に開ける。
すると中からマシンガンが出てきた。夕凪も両手に銃器を持っている。
実はこのバイク。対戦車用のバイクだったりするわけで破壊力はとんでも無い。

「真選組討伐部隊零番隊!」
「「御用改であーる!!!」」

掛け声と共に一斉に銃器が火を吹いた。