二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.199 )
- 日時: 2013/11/26 20:04
- 名前: 楼蘭 (ID: fVy8heSC)
二十五訓/表と裏。自我と非我。どれも全て要は自分自身だよね?
「大将の首を取りたくばこの俺を倒してからにしろ!何人たりともここは通さねぇ、何人たりとも俺たちの魂はけがさせねぇ!俺は…近藤勇を守る最後の砦!真選組を守る最後の剣!真選組副長!土方十四郎だぁ!!!!」
「自力で妖刀の呪いをねじ伏せた…」
「副長…!!」
「世話の焼ける大人…」
「ふふふ」
「悪りぃな、ゴリラ。てめぇの依頼は何ぼ金を積まれても受けられねぇなぁ。あっちが先客だ」
「へっ、仕事はここまでじゃなかったのか?」
銀時の発言に苦笑しながら答える近藤。
「大丈夫です。延長料金はしっかりといただきますので」
「しっかりした秘書がいるから」
「ちゃっかりしてら」
「きやがれ伊藤ぉ!!」
土方はパトカーの上で叫んだ。
「変わった…あの男の魂のリズムが変わった。幼稚なアニソンから骨太のロックンロールでござる。いや、主もか?伊藤殿?」
万斎は後ろを見て口角をあげる。
「拡張高いクラッシックから凶暴なメッカでござる。いい曲だ。思う存分奏でるがよい、美しき協選曲」
バイクのスピードが上がる。
「土方ぁぁぁ!!」
「伊藤ぉぉぉ!!」
伊藤の肩と車輪が切られた。バランスを崩したパトカーは後方からの列車に当たりかけ土方がその間に入り橋のように支える。
っと勢いよく戸が空いた。と言うより吹っ飛んだ。
「局長、美月さん」
「さっさとこっちに移ってくだせぇ」
血まみれの沖田と菫が立っていた。
「ちょっと働きすぎちゃった☆」
「俺もでさぁ。残業代出ますよね?これ」
「総悟!菫!」
「隊長、お疲れ様です」
「出してあげるわよ。残業代」
「それはいいや。土方さん、やつの始末頼みまさぁ。俺ぁ…ちょいと疲れっちまったもんでね」
「副長、少しでも遅れをとったら私が粉々に斬り殺してあげますね☆」
「今度弱味を見せたら次こそは副長の座、いただきますよ」
「しかし、トシを置いて逃げろと言うのか?」
「もたもたしてんじゃねぇよ!」
「ゴリラでも大将」
「そこでもめんな!」
土方のお腹の上に近藤が乗っている。
「つぅかてめぇら!なんで当たり前のように人を橋のように扱ってんだ!?」
そんな時銀時がバイクにぶつかり転げ落ちた。
「銀時様!?」
「銀ちゃん!」
「銀さん!」
列車に挟まれパトカーがぺしゃんこになった。