二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還” ( No.20 )
日時: 2013/10/22 12:39
名前: 楼蘭 (ID: fExWvc7P)



十一訓/奇襲と返り討。敵にも味方にも無敵って多いよね?

夜。どんちゃん騒ぎをした酒盛りの男どもも寝静まる深夜。
月明かりが綺麗に浮かび上がる。
当然真選組の屯所も寝静まっていた。
夕凪も松菊も夢の中。
いつの間にか酒盛り場となった二人の部屋。酒瓶が辺りに転がっている。
そこに黒い影が複数部屋の外にいた。
物音をたてずに部屋にその中の数人が忍び込む。
手には刀。

「おいおい、よいばいなんざやるもんじゃねぇよ」
「っ!」

寝てるはずの松菊が口を開いた。
みると夕凪の姿がなくなっていた。

「あれ?刀の刃はどこ言ったの?」

振り返ると子供が1人、刃を持って立っていた。
みると刀の刃が折れていた。

「なっ!」
「夕凪が持ってんだろ」
「あれ?刀の刃だったの?てっきり紙で作った刃かと思っちゃったぁ」

いつの間にか松菊も立っていた。

「くそっ!」
「おいおい、どこいくんでぃ?」
「ここはチンピラ警察の屯所だぜ?生きて帰れると思うなよ?」
「土方さんを筆頭に瞳孔開きまくりでさぁ」
「筆頭!」
「Let's party!って違うだろ!」
「十四郎…どうした?ノリがたらねぇぞ?」
「いや、まず捕まえんの最初!」
「捕まえたよぅ!」

いつの間にかグルグルの犯人である。
とある夜の出来事でした。

「のらすな!」