二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.211 )
- 日時: 2013/12/02 22:55
- 名前: 楼蘭 (ID: en4NGxwI)
二十五訓/表と裏。自我と非我。どれも全て要は自分自身だよね?
消えゆく手に向かって力強く腕が伸びた。
急に止まった浮遊感に疑問を抱き伊藤が見上げると、近藤が必死になって掴んでいた。
「こっ近藤!?何をしている…君は今何をしているのか…わかっているのか!?僕は君を殺そうとした裏切り者!」
「謀反を起こされるのはこのゴリラが頼りないせいよ」
「無能な大将についた兵は命を失う。これを斬るは罪じゃねぇ」
近藤、美月、沖田、菫、要、実華、新八、神楽とつながっていた、
「すまねぇ、俺ぁあんたの上に立つにはたらねぇ大将だった。元々ガラじゃねぇんだよ…大将なんて俺ぁ。あんたの方がよっぽど大将に向いてら。俺ぁ隊士が死んでいくのを黙って見てるなんざぁできねぇよ。私兵なんて割り切るなんざ出来ねぇ!やっぱり……。先生…俺ぁ…秉泰なんかじゃねぇ、ただ肩付き合わせて酒を酌み交わす友達として…あんたにいて欲しかったんだ。まだまだあんたにたくさんいろんな事を教えて欲しかったんだ。先生…」
伊藤は驚きを隠せていない。
「伊藤さん!貴方は!気がついていたはずですよ!この方達の思いを!」
「要…」
「確かに!ゴリラだし!ニコチンマヨだし!サボリ魔だし!暗殺企てるし!重要な事聞かないし!文句はたくさんありますが!それでも!貴方は気がついていたはずです!心の隅で!他の方とは違う!そう思ったはずです!今ならまだ!やり直せますよ!」
要は真剣なのだが…内容がイマイチ褒めてるのか不思議発言勃発。
「その通りですね。貴方は周りが見えなさすぎます。心の中では気がついているのに」
「そうそう。伊藤先生☆」
「ゴリラを暗殺したところでなにも起きないわよ?」
とどめの美月の発言により男性陣…なす術なし。
「お?神楽めっけ」
「きっ如月!?」
「遅いわよ」
「俺、ダッシュで来たんだけど…」
「早く手伝うヨロシ!」
「はいはい」
如月は夕凪を地面に置いて引き上げるのを手伝った。
「「うぉぉぉぉぉ!!」」
そんな時、再び銃が乱射され始めた。
「何してやがる!!さっさと逃げやがれぇ!」
土方によってヘリは破壊。そこから伊藤に腕を掴んでもらい列車に映った。
「土方君…君に言いたい事が一つあったんだ」
「奇遇だな、俺もだ」
「「俺はお前が嫌いだ。いずれ殺してやる。だからこんなところで死ぬな!」