二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.218 )
日時: 2013/12/04 20:06
名前: 楼蘭 (ID: mGXNpy6x)




えっと…動乱編でボツにしたのをだします!!!
なんで?
ネタが尽きたからですw






二十五.五訓/表と裏。自我と非我。どれも全て要は自分自身だよねぇ?



ちょっと遠出をしていた零番隊は真っ直ぐ屯所に向かっていた。

「隊長のせいですから」
「関係ある?俺?」
「松の運の悪さは魔王級だよね」

実はこの三人、超血まみれ。怪我は誰一人として全くしておらず単なる返り血。
今回の任務で本拠地を潰すためターミナルからの船だったのだがその帰りの船でまさかの全員攘夷浪士という事で囲まれ抜刀された為、斬った。

「屯所で着替えたら済む話だろ?」
「そうだけどさ」
「運の悪さに謝罪を。って結構怒り到来?」

ものすっごくキレてる実華。基本綺麗好きでもあるからだろう。文字が怒りをあらわにしていた。

「えぇ?まじで?」
「あんみつ…一ダースで」
「……マジ?」
「それ以外受け付けないですから」

スタスタと歩く実華。

「あぁ、キレてるね」
「曲者過ぎる…この二人」
「by松菊」
「そんなのいらねぇよ!」
「テヘペロ」

夕凪は舌を出して笑った。松菊は豪快にため息。
っと屯所に着いたハズの実華が帰って来て松菊の背後に隠れた。

「は?ちょっ」
「どうしたの?実華ちゃん」
「嫌い」
「は?」
「松嫌いだって」
「間に句読点を挟め!俺って言ってなかったろぅが!」
「あっ、お帰りなさい」
「要お姉ちゃん!」
「すみません。月宮隊員に話す事が出来ず…」
「なんかあったのか?」
「松菊隊長。こうなったら貴方しか頼れません」
「はい?」
「要お姉ちゃん、どうしたの?」
「副長が、抜けられました」
「「…はい?」」
「月宮隊員は知っておられますが、伊藤鴨太郎という方をご存知ですか?」
「伊藤…」
「カモ?」
「食べる鴨です」
「鴨!」
「なんでお前嫌いなの?」
「雰囲気が嫌い」
「実華ちゃん、局長も嫌いだよね」
「あれは違う」
「違うんだ」
「ゴリラがすぐに下品になるからじゃない?」
「美月さん」

茶髪のロングの超美人、近藤美月が登場。近藤勲の実の姉だったりぃ…。その後ろからは菫。

「あれ?黒田さん!血で染まってますよ?死にます?死んでくれますよね?☆」
「全て返り血でしょう?」
「そうだよ」
「えぇ〜、チッ」
「でけぇよ!舌打ち!」

いつものじゃれ合いに発展しかかり要が口を挟んだ。

「話がそれましたが、ご存知ですか?」
「確か一年ちょっと前に入った新人で、参謀だったよな」
「インテルって奴だね」
「夕凪ちゃん、それを言うならインテリね」
「まぁ、元々伊藤派と土方派に別れてたんだけどさ、土方さんってば妖刀に飲まれちゃったんだよねぇ」
「妖刀?」
「飲まれた?」
「長期任務で知らないと思うけど、ちょっとした事情で打ち直してもらってたんだけど、その際に揉め事があってその妖刀を抜刀して飲み込まれたらしいわよ」
「マジか」
「それに追い打ちをかけて兄さんと私が虐め倒しましたぁ☆」
「何してんのぉ!?」
「隊長を見張ってなかったアタシの責任です」
「いや総悟だけの問題じゃ絶対ないから」
「総ちゃんとキヨちゃん、抜かりないねぇ」
「魔王ですね。っていうよりサドスティク星の王子だからな。元々」
「サドスティク星の皇女デス☆」
「そのまま兄貴連れて星に帰れ。永遠に」
「褒めてなも何も出ませんよ☆」
「褒めてねぇ!」
「って事で零番隊。貴方たちに任務です」
「強引に進めるんっすね」
「土方十四郎を連れ戻してください」
「了解っす」
「了解!」
「わかりました」
「こちら側は任せてください」
「逝ってらっしゃい☆」
「字が違うんですけどぉ!?」




「さて、どっから探すか」
「松」
「隊長」
「お前等なんか思いついたのか?」
「「お腹すいた」」
「……」

朝ごはんを食べる為に近くの民宿に入った。

「いらっしゃーい」
「幸さん!いつものいつもの!」
「夕さん!また来たのか?二枚目兄ちゃんと美少女も連れて」
「ここ、すっごく美味しいんだもん!」
「そうか!大歓迎だ!」
「…夕凪、知り合いか?」
「うん!真田幸若!幸さんだよ!」
「夕さん!それは「……鬼若かよ…」えっ?今、えっ?」
「奇兵隊の人斬り“鬼若”。攘夷浪士のわりに気さくな青年という評判基、女顔の為、無視」
「今無視っつった?ってかなんで、まさかのその制服…真s「大丈夫、討伐部隊だから。捕まえないよ!それよりよろしくね!」あっ…了解!いつもの三人前ね!」

幸若はかけて行った。
ふとついているTVを見てお茶を飲んでいた松菊が吹き出した。

「ふわっ!松、汚い」
「隊長」
「ちょっ!あれ見ろって!」

夕凪と実華は振り返って固まった。そこにはサングラスをきょどっているものの明らかに探していたその人、土方十四郎だった。しかもその証拠にアニメオタク・トッシーと書かれていた。

「…マジか」
「キモ」
「その率直な気持ちは今はやめてやれ」
「ってかよく見たら新八君いる」
「なら多分お隣に来るね」
「ゆっくり食っとくか」
「了解!」
「お待たせいたしましたぁ!当店オリジナルの和風ナポリ&鳥の櫃まぶしでぇす」
「来た来た!」
「おっ、うまそうだな」
「鳥」
「実華ちゃん好きだもんね!」

実華は頷いた。

「あっ、名前なんていうんです?俺の事知ってはったけども」
「おれ?黒田松菊」
「こっちは月宮実華ちゃんだよ」
「松さんに実華さんですね!覚えました!」



「んで、十四郎。お前今どこにいるわけ?」
「トッシーはイケメンと口は聞かないでござる」
「はぁ!?」
「坂田氏、なんか言ってやるでござる」
「おれと口聞くって事はブサイクって事か?こらっ」
「銀時君はいざという時にはイケメンだよね」
「フォローになってねぇ!!」
「神楽氏、柳田氏、月宮氏。写真撮ってもいいでござるか?」

神楽はまんざらでもないようで頬を染めて写真を取られていた。

「何頬染めてんだよ」
「隊長、帰っていいですか?」
「なんで一人帰ろうとすんだよ」
「吐き気が伴います」
「お茶どうぞ。夕凪さんと実華さんはジュースでいいですか?」
「うん」
「はい」
「しっ志村氏!志村氏!あの方は」
「えっ?あぁ、秘書の椿姫さんです」
「素っ気ない自己紹介をしていただきありがとうございますね。駄眼鏡さん」
「かっかw「とぅ!」」

夕凪は思いっきりけりを入れた。当然トッシーなのでぶっ飛ぶ。

「はいはい、トッシー。さっさとトシだしてくださいなぁ?ウザさMAXだよ?そぎ落としちゃうぞ☆」
「菫から変な影響受けてんじゃねぇよ」
「…ってな」
「お?」

トッシーはタバコを取り出し吸い始めた。

「トシだ!脂ギッシュ豚野郎の匂いからマヨネーズに変わったよ!」
「万事屋…、零番隊。俺たちの真選組を護ってくれ」
「トシ…」
「副長…」
「十四郎…」
「お前…」
「マヨ…」
「土方さん…」
「副長さん」

その瞬間上から人が降ってきて丁度土方にぶつかった。

「げふっ」
「トシぃぃ!!」
「いたた、なんて足場が悪い……黒田さん!!」
「うおっ!」
「運命ですね。私倉川燕って言います!」
「松」「黒田さん」
「「動かないでね?」ください」

思いっきり夕凪は刀を、椿姫は足で思いっきり蹴り上げた。

「うおっ!!」
「ちっ、邪魔ばっか。今から任務なのでまた会いましょうね!黒田さん!銀時、死ね」
「壊しといて吐く言葉がそれかぁ!!」
「ちっ、逃がした」
「惜しかったですね」
「かっこいいでござる!」
「トッシーに戻ったし」
「トッシー」

夕凪は刀を収めながら近づいて胸ぐらを掴んだ。

「トシの身体で次ヘタレ口吐いたりしたら魂切り刻んでやるからな」
「……」

トッシーはちょっと涙目でものすごく頷いた。

「おたくの子いつも以上にキレてない?」
「あぁ、夕凪はなんだかんだ言ってトシの事父親見たく思ってるからなぁ」
「黒田さんじゃないんですか?」
「隊長は母親」
「成る程」