二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.238 )
- 日時: 2013/12/22 23:32
- 名前: 楼蘭 (ID: .1vW5oTT)
二十七訓/親と子。互いに立場って理解しにくいよね?
「どうもお騒がせいたしました」
「いやいや」
「こっちこそ悪かったな」
「怪我させてすみません。夕凪」
駆けつけた椿姫は深々と頭を下げた。それにつられ座っていた近藤、土方、松菊は頭を下げた。
「なに?」
「謝れよ」
「なんで?」
キョトンとした顔で再び万事屋三人組に向かい合う。
「いやいや!なんで!?お前が降したんだけど!?」
「まつ、僕は神様じゃないんだから降すわけないじゃん」
「怪我させたろ?」
「怪我する方が悪いんだよ?」
「なんでそうなんだよ!?」
「一応悪いことしてなくても謝っとけよ」
「銀時君…なんで?」
「相手現に気絶してるし、後で悪くなかった時金巻あげりゃオールオッケーだろ?」
「成る程」
「そうネ!ぼったくるヨロシ!」
「「「「ちょっとまてぇ!!」」」」
新八+三人が待ったをかける。
そんな声につられてか直秀が目を覚ました。
「あっ、目を覚ましたみたいでーす☆」
「全く、人様になに迷惑かけてるんですか」
「椿姫!」
飛び起き座っていた椿姫の肩を掴む。
「何故ワシから逃げるんじゃ!わしはお前を誰にもおとらない料理人にするために育ててきたんじゃぞ!!」
「椿姫さん逃げてたの?」
「椿姫は喧嘩中だって聞いてたけど」
「ワシの何が気に食わないんじゃ!」
「頭」
「ハゲだろ」
「ハゲは恥ずかしいネ」
「外野は…お前らは?」
「どーも、万事屋銀ちゃんオーナーの坂田銀時でーす」
「神楽アル」
「志村新八です」
「万事屋だとぉぉ!?」
その名前を聞いた瞬間、声を荒あげる。
「椿姫!わしは断じて認めんぞ!そんな天然パーマで糖尿病寸前でグータラで身のこなしも悪くてかっこよくなくてケチそうで将来性のかけらが小惑星一つ分にも満たないようなバカ野郎の秘書なんぞ・・・・認めん!!」
「死んだ魚の目が抜けてます」
「ようなが抜けてます」
夕凪と銀時の付け足しを無視して肩を掴む。
「ワシがいい男を紹介しているじゃろ!」
「紹介される人全員ハゲですが?」
「ハゲは輝く。将来が輝くぞ!」
「菫」
「なに?」
「頭と胴体を切り離してください」
「僕やろうか?」
「安易に殺人引き受けてんじゃねぇよ!」
松菊は夕凪の頭をハリセンでぶっ叩く。
「私は好きで秘書でいるんです。もういい大人。構わないでください、あと。勝手に嗅ぎ回ると家に帰らず住み込みますから」
椿姫はそそくさと立ち去った。