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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.256 )
- 日時: 2013/12/26 15:49
- 名前: 楼蘭 (ID: en4NGxwI)
二十七訓/親と子。互いに立場って理解しにくいよね?
「見張りが多すぎら」
「ってかデカイアルな」
「どうしますか?」
「「こーんにーちわぁ」」
「なにやってんのぉ!?あいつらぁ!!!」
菫と夕凪は無邪気な笑顔でどでかい門の前に立って叫んだ。
「君たち、ここは」
「ここはすごい人のお家なんだよね!」
「あぁ、そうだよ。だから」
「そよ姫様がね!食べた言って行ってたから取りにきたんだぁ」
「そっそよ姫様って…」
「いやいや、お嬢ちゃんたちが知り合いなわけないでしょ?そんなこと言って」
夕凪はケータイを取り出して門番二人に見せた。
「ほらっ!そよ姫さまでしょ?それにね、僕のお母さん、緋宮(アケノミヤ)っていうんだって。だから知り合いなんだよ!」
予想だにしなかった言葉に菫すらも笑顔のまま固まる。
「あっ、とっ通っていいとさ」
「あっ、ねぇねぇ私たちまだ兄弟がいるんだけどいい?」
「あぁ」
「「いいってぇ〜!」」
銀時たちは手招きをされまんまと全員正面から入った。
「夕凪、本当に緋宮様の子なの?」
「んー?さぁね」
「それあいつ知ってんの?」
「んー?あっ、それよりじゃーん」
夕凪の手には鍵の束と紙が握られていた。
「それっ!まさかすってきたアルか?」
「手グセがいいのでーすww」
警察なのに威張る夕凪に一同は苦笑するしかなかった。
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