二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.290 )
- 日時: 2014/01/01 02:13
- 名前: 楼蘭 (ID: GEZjoiD8)
二十七訓/親と子。互いに立場って理解しにくいよね?
戸が開き直秀が入ってきた。
「なっ何故そいつがここにおるんじゃ!?」
「あらっ?そのフカフカな耳当てつけた方は?」
「私の父です」
「あら……鳶が鷹を産んで何よりですね」
「何さりげに失礼なこと抜かしてるんじゃ!?ちょっと心ズタズタなんじゃけどぉ!?」
「姉上、一応有名な料理人です……」
そんな時だった。いきなり戸がぶっ壊れ何かが飛んできた。
「なっ!なんだ!?」
前を通り過ぎてとにぶつかったのは楼閣の上に乗った菫だった。
「菫?」
「えっ…椿姫!?ダメだよ!みんな早く逃げて!まだ気配あるから!」
「気配?」
「術者止めたのに気配があるってことは相当やばいから!」
「キヨちゃん!!」
「夕凪!」
夕凪が叫びながら走ってきた。
「全員退避ぃぃ!」
その後ろから松菊の姿が見える。
「どうしたんですか?」
「なんか様子おかしくねぇか?」
「どうかしたんですか?」
「黒田さん、理性が飛んだみたいです、きゃはっ☆」
「「「「はいっ!?」」」」
「どういうことなんですか?」
「あのね、楼閣ってそこに倒れてるのが蠱毒を得意とする暗殺名手で、そいつの蛇に噛まれて操り人形?ってか殺戮人形?見舞いになっちゃった感じ〜」
「軽くね!?お前ら軽すぎネェ!?」
「私をかばった時の!?」
「椿姫さん、男なら女を庇うのが当たり前だせ?」
「夕凪ちゃん…貴女何歳なんですか」
「10才だよ」
「アレどうやったらとまるアルか?」
「普通は術者が止まれば止まるんだけど」
「僕が止めるよ。松がね、もし理性を失ったらその時は殺せって言ってたようないわなかったよぅなぁ…」
「曖昧じゃないですか!」
「ぐっ!!」
松菊は直秀の首を閉めていた。
「お父さん!!」
「まぁぁつぅぅぅ!!」
椿姫の声以上に夕凪は声を張り軽く三箇所ぐらい触れた。
松菊は吐血しながら倒れた。
「おいおい!今血吐いたぞ!?」
「銀時君ナーイス!」
「いやっ!ちょっと聞いて!お願いだから俺の話聞いて!?」
「もぅ、しっかりしてください」
「なんじゃ?泣いておるのか?」
「なっ、泣いてません!」
「全く、しっかりしてるようでからっきしなとこはまだまだじゃな」
「息の根止めますよ」
「あははっ☆自分で助けといて止めるって…さすが椿姫☆」
「助けた意味ないよ?」
「いや?親子って意味では戻ったみたいだぜ?」
「??どういうこと?」
「さてね」
「っということで認めるが!こき使うようならば即刻戻すからの!」
「今後ともよろしくお願いしますね」
椿姫は無事戻って来れたのでした。