二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還” ( No.3 )
- 日時: 2013/10/18 16:26
- 名前: 楼蘭 (ID: eUekSKr/)
ニ訓/最高か最悪か。出会いって運命感じね?
「あっ、局長だぁ!」
真選組屯所内道場にて近藤勇と土方十四郎を発見。二人とも道着を着ていた。
「ん?おぉお前らか」
「なんだ、帰ったのか?松菊」
「帰ったからいるんだよ。十四郎」
「あんまり喧嘩売っちゃダメだよ、トシ」
「あん?なんで?」
問いを返す土方に夕凪な耳打ちで答えた。
「さっきジャンプを横取りされて虫の居所が悪いからだよ」
「あぁ、そうだ。銀髪天パ野郎の居場所知らね?ここなら知ってんだろ?」
「仮にもここの隊長が何故しらねぇんだよ」
「土方さん、黒田さんに言っても無駄なのは」
「おいコラ、無駄ってなんだ。無駄って」
「松、いい大人がいちいち反応しないの。軽く流すの」
「夕凪、いい大人だからこそ譲れないもんがあるんだよ」
「譲れない…あっ!思い出した!鍛冶屋行かないと!」
「っおい!まだ!聞いてねぇっての!!」
夕凪は松菊を引っ張って走っていった。
「治る?」
「治るよ。ただヒビが入っただけだから。にしてもこの刀白虎だよな」
「お姉さんわかるの?」
「鍛治職人だからな」
「凄いね。あっ、この刀いつできる?」
「すぐ出来る」
「んじゃぁお外で待ってるね」
夕凪は走って外へ出ると乱闘が巻き起こっていた。
攘夷派?そんなんじゃないよ。
さっきの白髪天パと黒田松菊。
「てめぇ!ジャンプ返せや!」
「俺が買ったのになんで返さなきゃなんねぇんだ?ってかもう俺のだし」
「てめぇその天パみたくひねくれた根性しやがって!」
「天パに悪いやつはいねぇんだよ!悪くいうんじゃねぇ!」
「俺の目の前にいる天パは極悪人じゃ!」
「てめっ!健全な男子に極悪人だと!?容疑はなんだよ!」
「ジャンプ勝手に買って横取りした死刑罪」
「そんな罪ねぇよ!!」
「とにかく返せや!」
「ふざけんな!」
「真面目だ!」
「いや、しらねぇよ!」
「よぉし、こうなったらてめぇも木刀下げてんだから侍なんだろ?大人しく正々堂々の勝負と行こうじゃねぇか」
「よぅし」
方や木刀、方や刀を構えだす。
その瞬間突然風が吹き、二人が前のめりに倒れたのを夕凪が支えた。
「全く、いい大人がこんなとこで刀振り回さないの」
「おぉい、あれ?銀さん!?」
「あっお姉さん。刀出来た?」
「あっあぁ」
「ありがとう」
夕凪は刀を口で加えてでかい大人を両手に抱えて歩き出したのだった。
「えっと、トシからたしかスナックお登勢のうえの万事屋銀ちゃんだっけ?」