二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.317 )
- 日時: 2014/01/04 23:49
- 名前: 楼蘭 (ID: BoToiGlL)
二十九訓/緋宮と鵲。
それからが引き金となり奇襲などの回数が増えた。
「はぁ…」
「あら?」
「ん?」
「また……派手にしましたねぇ」
帰り血まみれの俺に笑いながら血を拭き取る。
最近こんなのばっかだな。
「別に」
「あら、顔が赤いですよ?」
「っ!!/////」
「?」
俺は…多分惚れてしまった………
良くないぞ…これ……
ゆゆしきじたいじゃぁねぇかぁぁあ!?
なに!?俺が!?
いやいやいや!
護衛してるだけだぞ!?
じゃじゃ馬だぞ!?
俺!
もうちょい清楚なのが好みじゃなかったか!?
「今、とてつもなく失礼なこと思いませんでしたか?」
「いや?」
目が一瞬光ったぞ、おい。
「なぁ緋宮」
「何でしょう」
「お前さ、外の景色、気にならねぇか?」
「えっ?」
「こんなカゴに入ってねぇで俺と外見にいかねぇか?ってことだ」
「ふふふ、貴方だけですよ。この呪い姫にそんなことをいうのは」
「なんだよ、せっかく俺が言ってんのに」
「まぁ、すぐ拗ねて。それでも暗殺稼業、八咫烏の頭領ですか?」
「うるせぇよ、可愛い顔してすぐもの壊すやつにとやかく言われたくねぇよ」
「あら、可愛いだなんて言ってくださるの鵲様だけですよ。みなさん逃げてしまいます」
「べっ別に可愛いとか…」
「ふふふ、顔真っ赤」
「ちっ、くそっ!」
なんだよ…
言ったのに……
「鵲様、私はお兄様達に追い出されるのが嫌でずっと引きこもっていましたが」
「貴方となら外の景色、見たいと思います」
突然のことに俺はまたしても固まる。
えっ?ってか俺……
「貴方と共になら人生、歩んでみたいですね」
こっ………告白されてね??
これ……えっ?男顔負けの告白されてね?
「鵲様。これからも……私の事。守ってくださいますか?」
「あっ………たりまえだ///////」
「ふふふ。では逃げましょうか」
まっ、そうなるよな……実際。
緋宮は嫌われ者の呪い姫。俺は影に潜む八咫烏。
「緋宮、一回しかいわねぇからな」
「なんですか?ア◯パン◯ンさん」
顔が赤いらしくおちょくる緋宮。
俺はこう言うの苦手なんだよ。
「俺と共に……宇宙へ……外へ飛び立とうぜ」
「ふふふ、よく頑張りました」
こうして俺らは夜。城から出た。
緋宮にとっては始めての外だった。