二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.333 )
- 日時: 2014/01/08 21:30
- 名前: 楼蘭 (ID: /..WfHud)
三十訓/男と女。高嶺の花も路傍の石も生きてりゃ価値はかわらねぇ
「なんで討伐部隊の隊長の俺が攘夷浪士やらにゃならんのだ?」
「黒田さん、おじさん化してやすぜぃ?」
「あっ!黒田さん!きゃー!こんなとこで会えるなんて!天パ殺りに行こうとしてただけなのに!」
偶然燕と遭遇し松菊を見た瞬間駆け寄ってきたのだ。
「は?えっ?おう?」
「黒田さん、誰ですかぃ?」
「ふわっ!!こっちにもイケメンが……」
「名前聞いてねぇからわかんねぇ。でも最初に夕凪が蹴り飛ばした相手」
「倉川燕です!あっそろそろいかないとさっちゃん様が待ってる。んじゃね」
嵐のように去って行った。
「なんだ?今の?」
「それはこっちのセリフでさぁ、さっさと行きやすぜぃ」
「はいはいって…俺一応上司じゃね?」
「あんまりかわりやせん」
「マジか!」
緊張感のないこの二人。
一見頼りなさそうに見えるのだが……
「御用改ですぜぃ」
「神妙にどエスの束縛につきやがれ、攘夷浪士どもぉぉ!」
「真選組が立った二人で来るとは!」
「やっちまぇぇ!!」
「「「「「「おお!」」」」」
その声と共に全員手に刀を持ち走ってきた。
それを素早く叩き斬る。
「なんだ!?あの二人!!」
「まさか…真選組一番隊隊長…沖田総悟じゃ……」
「あの剣豪か!?」
「わぁぉ、聞きやしたか?黒田さん。俺有名みたいでさぁ」
「黒田!?あの討伐部隊の黒田松菊!?」
「攘夷戦争参加者の!?」
「黒き太陽!?」
「やべっ!俺モテモテじゃん」
「黒き太陽の本当の意味って知ってやすか?」
「えっ?何それ」
「発情期の猿のピーみたいな頭した腹黒い奴だそうですぜ」
「誰だそれ言ったの!可笑しくね!?明らか可笑しくね!?ってかおい!!なんでお前ら笑堪えてんだよ!!」
「いや…面白くって……」
「何が!?全くもっておもしろくないんですけどぉ!?」
戦闘中にもかかわらず笑い出す相手。
松菊は構わず切りつける。
「だいたい俺の最初の異名は黒き太陽じゃなくて地獄の太陽なんだよ!」
「はぁ……もう疲れた………」
「なっ!?」
松菊の刀を宝木で受け止めた巫女さんこと、霊花院梨華。
「地獄の太陽さん」
「お前も攘夷浪士か?」
「えっ?この人たちに連れてこられた…あぁ…面倒臭い…疲れた…ここから飛び降りようかなぁ……」
「誘拐犯で逮捕!」
松菊は残り二三人をロープで縛った。
「黒田さん、一ついいですかい?」
「あん?」
「黒田さんも夕凪の誘拐犯じゃねぇんですかい?」
「ちげーよ、うん。ちげーよ」
「あー……疲れた」
「ってかお前何?」
「えっ?ただのニジオタニートですけど」
「何でドヤ顔!?」
こんな感じて任務がありましたwww