二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.34 )
日時: 2013/10/26 09:25
名前: 楼蘭 (ID: OypUyKao)



十四訓/夕凪と松菊と時々破天荒。



俺の前は……明るい月夜が最初の記憶。

俺の目は……遠出から帰った懐かしい家が焼き尽くされていたのを最後……


色を無くした

天人共を斬っても斬っても……

俺の世界に…色はない……

地獄の太陽と呼ばれても……別段何も変わらない

色の消えた世界で……俺は……アンタのトコに行こうと思う……

ってか思ってた。

世界には変わった奴がいたものだ。

アンタにそっくりのお人好しのバカに俺は拾われた。

……そこから俺の世界に…黒が混ざる……




初仕事……

真っ赤な夕日みたいな髪をなびかせる子供……

それは……昔の俺……

なんで泣きそうな顔をする?

かつての俺も……どうして重なる?


天人共の海賊。

………俺は…


声を



出した。



“一緒に来ないか?”







義父さん………


貴方は俺に太陽を見つけろと言った


………俺は地獄の太陽と呼ばれたが



……こいつは………俺に



……世界に


………俺の世界に……


……光を差し込んでくれた………


色を返してくれた……


太陽だとおもう。



俺はあいつを………



取り戻す………










「筋、通させてもらう!」

天人の大群に突っ込んでいく。
斬っても斬ってもひるむこと無く向かってくる。

突然船が大きく揺れ小さな体は空中に投げ出された。

赤い……

「歯、くいしばるヨロシ」
「えっ?」

チャイナ娘に襟首を傘で持ち上げられた。

「まっ…」

「ほたぁぁぁ!!」
「ぎゃぁぁぁ!!!」

物凄い勢いで投げ飛ばされた。
けが人なのに…

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.35 )
日時: 2013/10/26 14:52
名前: 楼蘭 (ID: w32H.V4h)



十四訓/夕凪と松菊と時々破天荒。


「ぁぁぁ」

夕凪がふと空中で声のする方へ顔を向けた。

「ぁぁぁ!!!」
「松!?えっ!?ちょっ!えぇ!?」

飛んでくる松菊にアタフタする夕凪。
だが思いっきり二人は空中で激突。松菊が飛ばされたスピードの方が早かったらしく思いっきり横へ。船の外へ出た。

「松!!落ちてるよ!?」
「まぁ空中だし…」

隣を見ると万事屋三人がいた。

「なんでお前らも落ちてきてんの!?」
「えっ、だって依頼者落ちたのに俺ら頑張る必要無くね?」
「銀ちゃん、これからどうするアルか?」
「ってかこの浮遊感気持ち悪っ」
「なんか懐かしい感覚が……」

Yes!銀魂初回のシーンNOW!

「作者ウザいんですけど!?」
「松。どうやってあんなトコ来たの?」
「あぁ…パトカー借りた」
「あれ借りたんですか!?ハイジャックですよね!?」
「細けぇことは気にすんな」
「マジでアンタ警察!?」
「作者ぁ〜、なんかこのまま海に落ちちゃうんですけどぉ。銀さん濡れたくねぇ的な?」

大丈夫!海は深し!
200mぐらい潜れば濡れてる感覚がないかもよ?

「銀ちゃん、ワタシちょっと作者がウザくなってきたヨ」

でも、松怪我しててガチでそんな状態で海はいると死ぬので、夕凪も熱あるし。
特別だお?

目の前にとっさんの船が通りかかり運良く帰りました。