二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.372 )
日時: 2014/01/22 22:13
名前: 楼蘭 (ID: /6p31nq7)





三十訓/男と女。高嶺の花も路傍の石も生きてりゃ価値はかわらねぇ


あの後屋根の上に皆居座っていた。
ギリギリで月詠がロープを投げ落下を防いだ。

「ふぅ、危なかったね……」
「あれ?黒田さん生きてる……くそっ」
「なに悔しがってんだよ」
「幸さん、神楽姉大丈夫?」
「ギリギリで如月さんが庇ったから大丈夫だろ」
「ってかあいつら何なんだ」
「宇宙海賊春雨だよ。僕知ってる」
「なんで知り合いなんじゃ?」
「…?だって僕元春雨だもん。如月さんもだよね」
「なっ!!」
「うそっ!?」
「おいおい…マジかよ」
「今は違うからな」
「俺春雨大好きだぞ!」
「絶対意味違うな、それ」

幸若の満面な笑みに全員何とも言えない感じになった。

「春雨ってここになんかようあるのかな?」
「ここ吉原には人身売買としてきた者もおる。その利権に古くから関わってきたのが宇宙海賊春雨」
「ってか鳳仙自身が幹部だしな」
「夜王鳳仙と呼ばれた理由はここを統べる王だからと言う理由ではない。日に嫌われ夜を生きるもの、それらを統べるもの。夜王鳳仙とは夜兎の王と呼ばれるもの」
「夜兎の王だって!?」
「強者が犇めく中で一台勢力を率いた主であったと。あの宇宙一の掃除屋、星海坊主と並ぶ程のな」
「あのハゲと……」
「どうやらとんでもないバケモンに喧嘩を売っちまったらしいな」

松菊は天井を見上げた。

「ぎっ……銀ちゃん……」
「神楽姉!!」
「神楽ちゃん!」
「違う……ホントにヤバイのは…そいつじゃないネ……」
「ハゲの息子…俺の弟がな。そして、俺がここにきた目的だ」
「なんであの場で仕留めなかったんですか?」
「さらっととんでもねぇこと口走りやがっな」
「 だってさっき会いましたよね?普通見たらヤるでしょ?私なら即刻はねてますよ☆それに…あの三人捕まえることなんてたやすかったはずですよね?」
「……別に」










「おい、なんか俺に用?」
「殺気ぐらい隠さぬか」
「別にいいだろ。んで、用は?」
「主、吉原に行くのじゃろ?」
「そうだけど」
「ならば言っておく。あそこは地下じゃ。天井が崩れればあそこは出られん」
「知ってる」
「お主が本気で戦えばどう言うことになるかは……考えろ。もし……黒き太陽の身に何かあれば………わかっていような?」











「何でもねぇよ……ここで俺が戦えば重要なパイプが折れると思っただけだ」
「実際崩れましたけど?」
「俺じゃねぇし」