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三十一訓／太陽と殺戮兵器の誕生と黒の出会い。(出会い篇)


「なかなかの腕になりやしたね」
「ほんと、つよくなったよね☆」
「総ちゃんとキヨちゃんには負けるけどね」
「あとは笑顔だね☆」
「それはいえやす、なんせ仏頂面ですからね。そんなんじゃ土方の暗殺は無理ですぜ」


まだここに来て夕凪は一度も笑ったことがない。
最近では誰が一番早く笑わせるかと言うことで競っている。


近藤を始め様々な隊員が笑わそうとするがすぐに松菊の後ろに隠れてしまう。


「おい総悟、余計なことをふっかけてんなよ」
「ってか暗殺者増やすな！」
「あれ？珍しい(暗殺ターゲット)組合せだ☆」
「「むりやりすぎんだろっ！」」
「で何しにきたんでぇ？」
「上から命が降りた」
「俺と、夕凪。お前の二人で零番隊やれってさ」
「僕？」
「「零番隊？」」
「そう零番隊。一番隊から十三番隊までは対象が全て攘夷志士。に対し零番隊は天人を中心とした討伐部隊。いわば組織の中で唯一天人の討伐を許された部隊ね」
「……美月さん。局長と如月さんが死んでしまいます」


要の冷静なツッコミ。
よくみれば二人とも首を閉められKO仕掛けていた。