二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”急遽ネタ募集!! ( No.443 )
日時: 2014/03/04 19:47
名前: 楼蘭 (ID: lQjP23yG)



三十二訓/女の疑問。男前っていうのに女前って言わないよね?(1日篇)


あぁ……和やか………。
朝から風呂に入る菫と要と美月。

「極楽です…」
「要、また総悟の書類片付けてたの?」
「はい。隊長を探すより書類片付けてしまった方が早いですから」
「あはは、兄さん逃げるの早いもんねぇ〜」
「あなたもよ?」
「ありゃ、ばれてた?美月さんさすが裏局長といわれるだけあるぅ」
「隊長なら松菊と十四郎を見習いなさい」
「ヤル相手として大変勉強させてもらってます☆」
「副長を敵視する理由はわかりますが……松菊隊長を敵視する理由は?」
「単なる遊び相手でしょ」
「ピンポンピンポン!大正解☆」
「そんな理由……」

ふと扉が開き入ってきたのは……花蓮。

「やっぱりここにいたぁ」
「あら、おはよう」
「おはようございます」
「おっはー」
「おはよう」
「花蓮もOFFよね」
「そうだよぉ〜。だからあとでどかーんっ」

どぉぉんっ

物凄い音と共に壁がカケラとなり飛び散った。

「あれ?今の私が悪いの?どかーんと買い物いこ〜と言いかけた私が悪いの?」
「いえ、明らかに外から聞こえる声だと思います」

耳をすませば沖田と土方の声。

「あぁ…土方さんが逃げるから」
「朝っぱらからバズーカぶちかますなっ!!」
「壁穴空いてら」

外から聞こえる声。それにすくっと立ち上がる。

「あぁ…さらば兄さんor副長」
「大丈夫大丈夫。タオルしか巻いてないし、派手に暴れないでしょ……多分」
「美月さんがご一緒で良かったです」

呑気に湯に浸かるこの三人だが実際、さっき飛んできた瓦礫を平然と避けていた。
朝の光景。