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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”急遽ネタ募集!! ( No.490 )
- 日時: 2014/04/03 22:14
- 名前: 楼蘭 (ID: OBZwk3oo)
三十訓/男と女。高嶺の花も路傍の石も生きてりゃ価値はかわらねぇ
凄まじい爆音。突風を思わせる爆風。
さきほどまで鳳仙とやりあっていたそれ以上に建物の破壊が凄まじかった。
「へぇ〜。まだ鳳仙の旦那よりは訛ってないみたいだね」
「お前になんざ心配される覚えはねぇよ」
喋ってはいるが、手や足が止まるわけでは無い。
神威の足を如月が手で受け止め、
如月の足を神威が手で受け止め、
地が飛び交い、部屋は畳は目繰り上がり、天井や壁は亀裂が入っている。
いつ崩れてもおかしくない部屋。
そこで二人の兄弟喧嘩は激しさをます。
っと如月の動きが止まる。
「なに?よそ見?」
口調とは裏腹に足を回してバランスを崩させようとする。
が飛び上がり回避をして、如月は持っていた傘で思いっきり横に素振りをする。
「っ!」
神威は直撃をして壁を貫通して飛んだ。
「おいおい、神楽ってば我忘れてない?やばく無い?あぁ……美月に二人任されてるし、でもこいつ仕留めないとだし……神楽もヤバそうだし………体分離しないかな?」
「相変わらず馬鹿らしい怪力だね」
「動けんのか……力抜きすぎたな」
「あれで?本当馬鹿らしい怪力」
「馬鹿らしい馬鹿らしいうるせぇ。ってか俺行くとこできた」
「………は?」
「また今度相手してやるよ」
如月はそのまま床に穴を開け、落ちて行った。
「………次、本気で殺そう」
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