二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還” ( No.6 )
日時: 2013/10/19 00:16
名前: 楼蘭 (ID: eUekSKr/)


四訓/敵と味方。味方も敵も人だからわからないよね?

「この方が?」
「おいおい、それはご法度だろうが」

土方と沖田がいつの間にか入っていた。

「あっ、不法侵入者」
「バカ言え!お前らほっとくとろくなことなんねぇから来たんだよ!」
「そういや総ちゃんはトシの暗殺成功してないんだね」
「そうなんでぃ。ちょっくら旦那にお願いしようかと思いやして」
「えっ?お前、堂々と殺そうとしてなかったか?」
「クソマヨラーが死んで俺に副長の座がくればなんでもありでさぁ」
「僕がヤってあげようか?」

夕凪の笑みに一同思考停止。

「冗談だよ、冗談」
「おまっ!心臓止まるかと思っただろ!」
「ちっ、そのまま止まれよ」
「総悟ぉ!?」
「お前、マジで冗談に聞こえない」
「聞こえたよね?」
「えっうん」
「一同思考停止状態だったろうが」
「えぇ?そうかなぁ?」
「ってか違いますよ!黒田さんって銀さん一緒の攘夷志士だったんですか!?」
「あぁ。楽しいところって行きたくなるだろ?」
「いえっ、なりませんけど」
「喧嘩は男の花だからやってたんだよ。若気の至りだな」
「若気の至りはこぇーな」
「怖いなぁ…ってなにジャンプよんでんだぁ!?」
「えっ?これ俺のだし?」
「かせっ!勝負はまだついてねぇんだよ!」

また始まった取っ組み合い。
それを止めるのは夕凪の役目。

「二人ともいいかげんにしよっか?」

笑みと共に持っているのはソファと机。
持ち上げているのだ。

「えっ!?おたくの子何!?うちの怪力娘とにかよったりなんですけどぉ!?」
「あぁ、夕凪は夜兎の血を二分の一引いてるからな。ってか壊したら真選組に請求されんだろうが。そしたら俺ら見廻組に移されっぞ」
「じゃぁ、やめる?醜い大人の喧嘩」
「わぁったっての」

もう一種の拷問である。
この後真選組は屯所に戻った。

「あっ祝いをやるらしいぜ」