二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.65 )
- 日時: 2013/11/04 22:56
- 名前: 楼蘭 (ID: iTHoKTwe)
二十二訓/真選組と見廻組。黒も白に変わるし白も黒に染まるくね?
「で、どうしたんですか?夕凪副隊長。そんなにぶんぶくれちゃって」
「松がさ、浮気した」
「……はい?」
要の部屋にいた夕凪とそれについてきた実華。頬がパンパンで物凄く膨れていた。そんな夕凪が発した一言に要は思わず振り返った。
「えっ?松菊隊長は…」
「花宮副隊長。違います。隊長は浮気はしてないです。まず相手がいないので」
「あっ…そうですか。なら夕凪副隊長は何故」
「銀時君とね…。ふしだらじゃない?」
「……えっ?BLですか……えぇ!?」
「違います。座っていた後ろが突然爆破して吹っ飛んだあんみつ様が隊長の上に倒れこんだだけです」
「あっあんみつ様?」
「はい」
説明はしてくれるもののちょこちょこ自分の名ずけた名前を含むので理解するのが難しい。因みにあんみつ様とは銀時のこと。
「夕凪副隊長……もしかして嫉妬ですか?」
「なっ!?」
思いっきり立ち上がるも物凄く顔が真っ赤。
「図星だ」
「ずず!図星じゃないよ!!」
「まぁ、座ってください」
夕凪は座り込んだ。
「お二方は、守りたい人っていますか?」
「守りたい人?」
「はい」
「私は…今は真選組です」
「僕は……松……かな?僕の親みたいだし…助け出してくれたし」
「あっそう言うこと」
「?何が?」
「夕は鈍感」
「夕凪副隊長は松菊隊長が前と違って誰かと仲良くして自分から離れて行くのが怖いんじゃないですか?」
「…怖い……のかな?」
「まぁ、前は素っ気なさすぎて一匹狼でしたけど…。夕凪副隊長。実際、自分が大切だと思ってる人は以外と自分のことをよく見ててくれてますよ?」
「えぇ?松…最近冷たいよ?」
「それはハロウィンで夕凪副隊長がカエルを大量に放出したからですよ」
「副長に泣きついてたし」
「あっ…」
そりゃダメだよ。まぁ、残念ながら夕凪の中からすっかり忘れていた。
「おっ、いたいた。なにしてんでぇ?」
「沖田隊長。珍しいですね。どうしたんですか?」
「白いのが来てやす」
「「「白いの?」」」
女三人顔を見合わせた。