二次創作小説(紙ほか)

Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.79 )
日時: 2013/11/06 21:15
名前: 楼蘭 (ID: UcGUlfNK)





二十二訓/真選組と見廻組。黒も白に変わるし白も黒に染まるくね?



「ごっごっ獄卒ぅ〜まっまっ魔神〜。だだだ!ウ〜サ〜太〜」
「好きだなぁ」

夕凪はご機嫌に松菊の手をつなぎながら獄卒魔神・ウサ太君のテーマソングをうたっていた。
そんな時目に入ったのは男の群。
ひと気の少ない部分だけによく目立った。
っといきなり男たちがぶっ飛んだ。
松菊は首を軽く傾げて避け、夕凪は目の前に飛んできた男を蹴った。

「全く」
「椿姫さん!!」
「ん?あら?夕凪さんに黒田さんじゃないですか」
「どうしてこんなところにいるの?」
「こんなところ?」

椿姫は辺りを見回した。

「ここはどこですか?」
「えっ?本気で言ってます?」
「銀時様に買い出しを頼まれて…近道をしようとしてそこに倒れてる方々に囲まれて、取り敢えずひと気のないところまできたんですよ」
「まぁひと気は無いけど」
「この辺はね」

辺りから天人が大量に出てきた。

「変なのがいっぱいなんだよ?」
「見たいですね」

天人は全員銃をこっちに向けていた。

「囲まれちゃったね」
「だからやだっつったろ?ブラック星占いで今日最悪だったからやだったんだよ」

松菊はだるそうにしかし一応一般人である椿姫を庇って立っていた。
夕凪はその前で刀を手に持っていた。

「てめぇらか。最近こそこそ嗅ぎ回ってんのは」
「おっさん臭いのに嗅ぐわけないじゃん」
「俺はまだおっさんじゃねぇーから」
「大人しくついてもらおうか?」
「いい女もいるし、ガキもいる。お前も結構いいツラしてるし」
「豚がブヒブヒ言ってる」
「豚はブヒブヒ言うもんだ」
「ニャーニャー鳴いたら怖いですし」
「豚じゃねぇよ!!!」
「夕凪〜」
「はぁい」

一瞬風が吹いたと思うと敵の銃が全て破壊された。
そして松菊の後ろにいたはずの椿姫が思いっきり二、三人蹴り飛ばした。

「行きますよ」
「椿姫さん!かっこいい!!」
「そんなんなら庇う必要全然無かったし」
「護身術は心得てますよ」

三人が逃げてて角を曲がった瞬間、椿姫の目の前に銃口があった。

「大人しくしてもらおうか。ぶっとばしたくねぇだろ?」

夕凪と松菊は刀をおいた。