二次創作小説(紙ほか)
- Re: 銀魂“真選組討伐部隊・零番隊帰還”キャラ募集! ( No.93 )
- 日時: 2013/11/08 18:17
- 名前: 楼蘭 (ID: 8S3KaQGB)
二十四訓/メールと忍。チェーンメールって結構な精神的殺傷能力あるやつあるよね?
「ご機嫌だな」
夕凪は携帯を握りしめて満面の笑み。今日初めての携帯を買いにきたのだ。松菊の修理を取りにきたついでに。
「だってさだってさ!初めての携帯だよ!?」
「メールと電話だけだけどな」
「マジか!まぁ構うな構うな」
「キャラ変わってんぞぉ」
「気にしたら負けだお?」
「異三郎の影響受け過ぎ」
「夕凪と黒っちじゃん」
振り返れば銀時と椿姫がいた。高身長の二人だけに目立つ。
「誰だよ黒っちって」
「お前」
「やめろ。斬るぞ」
「どこぞのマヨラーに似てきたな」
「銀時君!椿姫さん!みてみて!!」
「おっ?携帯じゃねぇか」
「どうしたんですか?」
「今ね買って貰ったの!初めての携帯!」
「良かったじゃねぇか」
「メアド教えてください」
「えぇ!?いいの!?」
「はい」
「やった!」
夕凪は携帯を弄るのだが、どんどん首が傾げていく。
「松…」
「はいはい」
夕凪は松菊に助けを求めた。
「そんなんで携帯持ってる意味あんの?」
「ある!これから使うもん!」
「ほらよ」
「ありがとう!椿姫さん!これからなんかあったらしてね!」
「はい。よろしくお願いしますね」
超平和な時間。
「んじゃ」
銀時が足を出した瞬間爆発した。
何が?地面がです。
「銀時様!?」
「爆破!?」
「銀時君!!」
煙から咳き込みながら銀時が出てきた。が頭はさらに増量していた。
「銀時様!大丈夫ですか!?」
「大丈夫じゃねぇし(頭が)」
「確かに大丈夫じゃねぇな(頭が)」
「地雷かな?」
「ちっ、しぶとい」
いつの間にか夕凪の目の前に薄紫のストレートの倉川燕が立っていた。
「…とぅ!」
夕凪に背を向けていて存在に気づかなかったらしく見事に燕は前に倒れた。
「ふおっ!」
「松ぅ〜」
「ん?あっ!夕凪!お前一般人に何かましてんだよ。大丈夫か?」
「大丈夫じゃn…」
「お前!!またかよ!!」
「貴方は…」
「無視か?おい」
「大丈夫か?マジで」
「黒田さん、少しどいていただけますか?」
「は?」
松菊が振り返った瞬間椿姫が蹴りをいれた。
燕は軽く避けた。松菊?勿論かすめたよ。
「あっぶねええ!!!」
「大丈夫、まだ原型とどめてるよ」
「そういう問題じゃないんですけどぉ!?」
「またね。黒田さん」
燕はそう言うと素早く逃げた。
「逃がしました」
「あの野郎…」
「二人とも知り合い?」
「知り合いってか俺の命危うし?」
「あぁ、トシみたいなポジション?」
「マヨラーと一緒にすんな!」
「ってか仕掛けられる前に仕掛けろよ」
「その手があった!」
「バカ?」
「阿呆だな」
本気で驚いた銀時に心底ため息をつく夕凪と松菊だった。