二次創作小説(紙ほか)
- Re: FAIARYTAIL「悪霊憑き」 ( No.70 )
- 日時: 2014/07/27 14:56
- 名前: 紫苑有栖 (ID: NFbvEd0b)
- プロフ: 第3難解 〜もう1人の人格の問題_正解〜
第24問「バラム同盟って何?」
——なぁ知ってるか?殺害の悪魔の話。
「あぁ知ってるよ。
目撃情報によると赤目、赤髪の幼い少女って言われてるみたいじゃないか」
とある酒場で大人たちは酒を飲みながら話をする。
「名前は忘れちまったけどそんな少女が何人もの人を殺してるって」
「怖いよな…」
「でもそんな幼い少女に殺されんなら…」
「おい、やめとけってロリコン。本当に来たらどうするって」
そんなことねーよ、と大人たちは笑いあい“噂話”を終わりにした。
収穫祭も終わって約1週間。
街もやっといつも通りの落ち着きに戻ってきた。
壊れてしまった建物等も今ではすっかり元通りに。
でもラクサスさんが破門になったことはみんなそれなりにショックらしくて。
ツナさんなんか何回もマカロフさんに駄々をこねていたし。
それで責任を感じたのかマカロフさんは“マスターの座を降りる”と言って出ていこうとした。
でもフリードさんの一言でなんとか思いとどまってくれたみたい。
ミス、フェアリーテイルのランキングも発表されルーシィさんは2位。
おしかったね。それで家賃が払えないと騒いだために仕事へ。
チームで行くことになったんだ。
「ルーシィ仕事行くぞーっ!」
なんの仕事をするのとルーシィさんが聞いてグレイさんがだしたのは、
脱獄囚ベルベノの捕獲。
みんなが出発しようと準備した中、ルーシィさんは何か考え事しているようだった。
そして走り出したと思ったら話している人たちへ「アカリファはどこ」と聞いていた。
場所を聞いたあと、ルーシィさんはすぐにギルドを出ていく。
「ルーシィ?」「ねぇっ!仕事は…」
「ごめん!用事ができた!!」「おまえ…家賃……」
いきなりどうしたんだろうと私たちは顔を見合わせる。
少し、考えたあとにすぐに仕事をキャンセルしてルーシィさんのところへ向かった。
アカリファ、商業ギルド前。
どうやら銀行強盗的なことをルーシィさんは解決しにいったらしい。
でもいきなりなんでだろう。
ふと目についたのはルーシィさんに微笑む1人の男性。
あぁ…あれはルーシィさんの父親なんだろうな、と思ってなんとなく意図をつかんだ。
それからルーシィさんの家賃のことなんだけど。
元評議員であるヤジマさんのお店で働くことに。
仕事が終わり、最後に気を付けて行動するようにと注意されてからそれぞれ帰って行った。
- Re: FAIARYTAIL「悪霊憑き」 ( No.71 )
- 日時: 2014/07/27 14:21
- 名前: 紫苑有栖 (ID: NFbvEd0b)
その数日後。
ギルドへ行くと何かリーダスさんが宙に何かの図を書いているのが見えた。
「これは……」
「闇ギルドの組織図だな」
お姉ちゃんが応えてくれる。
そのあと、ルーシィさんが来て同じような質問をしていた。
それに答えるのはミラさん。
「近頃、動きが活性化してるみたいだからね。
ギルド同士の連携を強固にしないといけないのよ」
真ん中の大きいくくりは…。
闇ギルド最大勢力、バラム同盟っていうらしい。
その中に入っている3つのギルド。
六魔将軍、悪魔の心臓、冥府の門
「バラム同盟は3つのギルドから構成されてる闇の最大勢力。
それぞれが幾つかの直属ギルドを持ち闇の世界を動かしている」
エリゴールさんのいたギルド…。
鉄の森は六魔将軍の傘下。
ラクサスさん率いる雷神衆が潰したギルド、屍人の魂もそうらしい。
さらには、ジュビアさんとガジルさんが幾つか潰したギルドも六魔将軍。
「うわー怒ってなきゃいいけど」
逆にすべて六魔将軍だっていうのもすごいけど。
「気にすることねぇさ。こいつら…噂じゃたった6人しかいねーらしい」
「どんだけ小せェギルドだよって」
「でも逆に言えばたった6人で最大勢力の一つを担ってるんですよね」
「う」
1人1人がきっと強い魔導士なんだろうな…。
「その六魔将軍じゃがな……」
マカロフさんはギルドに入ってくるなり怖い顔で言う。
「ワシらが撃つ事になった!」
その言葉にギルドにいるほとんどの人が驚いた。
ミラさんだけ「おかえりなさい」とマイペースだけど。
お姉ちゃんがマカロフさんにどうゆうことか、と聞く。
先日の定例会で六魔将軍に動きがあることが議題に上がった。
無視はできない、という事になりどこかのギルドが叩くことになったのだと。
それを妖精の尻尾が役目を負う事に。
しかし今回ばかりは敵が強大すぎる。
私たちだけで戦をしえも後々、バラム同盟にココだけが狙われる。
「そこでじゃ。我々は連合を組む事になった」
妖精の尻尾、青い天馬、蛇姫の鱗、化猫の宿。
この4つのギルドが各々のメンバーを選出し力を合わせて奴らを撃つ。