二次創作小説(紙ほか)

Re: FAIARYTAIL「悪霊憑き」 ( No.82 )
日時: 2014/08/14 09:26
名前: 紫苑有栖 (ID: NFbvEd0b)

第28問「ゼロって誰?」

「いたぞ!!」

王の間へと行く途中。
私、リキのことをグレイやジュラにも説明した。
そんな時に見つけたナツの姿。

しかし乗り物酔いしているのかかなり辛そうだ。
ブレインにも捕まっているし。
ハッピーは近くで倒れていた。

「六魔も半数を失い、地に落ちた。
これより新たな六魔をつくる為、この男を頂く。」


「いつか来ると思ってたけど本当に闇ギルドにスカウトされっとはな」

「ナツはあんたたちの思い通りにはならないんだからね!!」


「ニルヴァーナがこやつの心を闇に染め、私の手足となるのだ」

その時、ナツが「なるか」と腕に噛み付く。
ブレインはすぐにナツを離し、地面に叩き落とした。

「早く…こいつ…倒し…て……コレ…止めてくれ…うぷ」

「おまえの為じゃねーけど止めてやんよ」



「止める?ニルヴァーナを?できるものか。
この都市は間もなく第一の目的地、化猫の宿に到着する」

化猫の宿…ウィンディとシャルルのギルドか。
ジュラは何故そこを狙うのか目的を言え、と問う。
しかし返ってきた答えは問いとは違う言葉。
超反転魔法は一瞬にして光のギルドを闇に染める。
そう彼は言った。

「聞こえなかったか?目的を言え」

「うぬのようなザコに語る言葉はない!!!
我は光と闇の審判なりひれ伏せぇっ!!!」

「困った男だ。まともに会話もできんとはな」

そう言ったジュラは真っ先にブレインを吹っ飛ばした。
ブレインは建物にぶつかり倒れる。

「立て。化猫の宿を狙う理由を吐くまでは寝かさんぞ」


さすが聖十大魔道士。強いねぇ。

『ジュラ様、お強いんですねぇ』


嫌味ったらしく言う彼女に笑った。

「クレアでも防ぎ切れないかもな」

『あら、誤解なさらずに。
私(わたくし)なら何でも防いで見せますわ』

それは楽しみだ。