二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗レッド〜幼き頃の私達〜 ( No.8 )
日時: 2014/01/04 18:27
名前: 瑠璃 (ID: .Y/VNxAC)

第一話 >> 04

「おはよう!」

リビングに入ってわたしは、真っ先に言う。
キッチンで料理を作っていたのは、お父さん。

「おお、アスカ!もう出来るから、待ってろ」
「は〜い!」

ダイニングのいすに座る。

「ねえ、おじさんは?」
「圭一郎か?まだ、寝てるぞ」

お父さんが苦笑いしながら言う。
だよね…おじさんもケイと同じで、午前中は使い物にならないし。

「ケイくんは?」
「起こしたよ…もうすぐ来るんじゃない?」
「そうか。ほら、出来たぞ!」
「いっただっきまーす!」

サラダにウィンナー、卵焼き。で、わたしはご飯!
今日もお父さんのご飯は、パーフェクト!
お父さんってレストランのシェフなんだ〜
のわりにわたしは料理ヘタだけどね。

「ほら、早く食べろよ。遅刻するぞ」
「あっ、は〜い」

わたしは慌ててご飯を食べる。

「ごちそうさまでした」

ちょうど食べ終わった時、ふとついていたテレビに目が止まった。
ニュースをやっていて、こう書いてあった。

《怪盗レッド-またまた盗みに成功!》