二次創作小説(紙ほか)

Re: 怪盗レッド〜幼き頃の私達〜 ( No.126 )
日時: 2014/03/13 22:25
名前: 瑠璃& ◆eLkrjSIK9U (ID: V5dR7mxV)

第四話 >> 06

3人が一度に向かってくる。
後ろ手で持っていた、催眠ガス入りの玉を弾く。
パン パン パンッと、3人に当たり、倒れる。
ん〜と、あと2人!
一気にいきたい所だけど……
向こうも殺気立ってきた。

「ケイ……ちょっと、動くから気をつけてね」

どう気をつけるのかと、睨まれたけど。
気にせず、相手に目を向ける。
手を伸ばしてケイを後ろに庇う。
相手がバンッと手を伸ばしてくる。
威力に慌てて間合いを取る。
力がさっきの人達とは、まるで違う。
ケイを庇うのは危険かも……逆に怪我するかも。
そう考えて軽く離れると、ケイに驚かれるけど、無視して相手に向かう。
蹴りを出された瞬間、隙が出来た。

「くぅぅ」

みぞおちにストレートに決まる。
もう大丈夫だ、と。ケイを振り返った瞬間ー

「動くな!」

ケイの腕を縛り上げて首筋にナイフを当てていた。

「!?」

ケイを縛り上げていたのは、今藤 直輝だった。