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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 怪盗レッド〜幼き頃の私達〜 ( No.136 )
- 日時: 2014/03/22 22:49
- 名前: 瑠璃& ◆eLkrjSIK9U (ID: V5dR7mxV)
第五話 >> 02
「……人質は後で解放する。それまではここに居ろ」
「分かってるわよ!」
向こうも警戒してるみたい。
ああもう、ケイ! こんな状況で、どうしろって……
その時、ケイが抱えているパソコンに指を伸ばしているのを見つけた。
ばれないように少しずつ。
そして私に目を向けて、頷いて来た。
『出来るな?』
って、事だと思う。
何を、かは分からないけど……
ケイを信じて待つしかないよね!
焦れたのか、足を動かしたその瞬間ー
ケイがパソコンのキーを押した。
ジリリリリリ ジリリリリリ
ふいに警報のような物が鳴り響く。
「何だ、これは!」
慌ててるけど……私は慌てない。
これはケイの考えだから。
隙がありすぎ……いける!
残っていた催眠ガス入りの玉を取り出し、弾く。
当たり、うまく倒れた……
と、思った瞬間ー
バランスを崩したケイが落ちていった。
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