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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 怪盗レッド〜幼き頃の私達〜 ( No.25 )
- 日時: 2014/01/04 22:43
- 名前: 瑠璃 (ID: .Y/VNxAC)
第二話 >> 01
「おはよう!」
ガラッと教室のドアを開けて言う。
間に合った!
「おはよう。アスカ…ギリギリだよ!」
声をかけてきたのは、私の小学生の時からの親友の氷室 実咲。
「間に合ったんだから、良いじゃん!」
「どうせ、廊下走ったんでしょ?また怒られるよ」
うっ、確かに走ったけど!
でも、ケイも同罪だし!
「…アスカに引っ張られただけだけどね」
後ろからついてきたケイが言う。
…まあ、そうとも言うけど。
「そもそも、ギリギリなのはケイがなかなか起きなかったからで!」
「それはアスカが…」
「はいはい、2人ともそこまで!」
私とケイの間に、実咲が止めに入る。
「ホームルーム始まるよ!2人とも、荷物下ろしなよ!」
「は〜い…」
実咲に言われ、しぶしぶ席に座り、教科書類を机に入れる。
…でも、良かった。
ケイも普通だし…私も普通…。
さっきのは、びっくりしただけだったんだね、うんうん。
なんか、まだ変な感じだけど…気のせいだよね?
ていうか、さっき言いかけた「アスカが…」って、何だったのかな?
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〜ケイside〜
氷室さんに言われて、席につく。
前のアスカを見るとー
なんか、1人で頷いてるけど大丈夫か?
いつも変だけど、今日のアスカは朝からおかし過ぎる。
まあ…僕もちょっと変だけど。
朝、遅くなったのもそのせいだ。
…久しぶりに夢をみたから。
それもとても懐かしい…昔の夢。
アスカは覚えてないんだろうな。
まあ、僕が覚えていればそれで良い。
少し…物足りない気がするけど…。
とんとんと、教科書を揃えながら机に入れる。
ホームルームが始まるまでの時間をまた、思い出すのに使いながらー
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