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第二話 >> 02

にしても、なんであんな夢見たのかな？
……昨日、話したから？
それとも、

「……アスカ？」
「……へ？ ううん！なんでもない！」

何？ というような顔をして来たので、答える。
あーもー！
なんか、調子狂う。
夢のせい。
うん！ そうに決まってる！

「……ね、ケイ。なんか、飲む？」
「良いけど」

よし！ 気分変えよ！
食べる……のは、ご飯たべれなくなっちゃうしね。
いや、入るんだけどね。
思いっきり食べれるように、さ。
と、今ケイを誘ったって事はさ？
今、ケイが捻挫してるって事はさ？
肩を貸さないとって事じゃない？
いや、嫌とかじゃなくてね！
あう〜今日の私、変だよ。

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〜ケイside〜

……一応、誤魔化しておいたけど。
納得してくれただろうか？
アスカは、変なところで勘が良いからな。
少し不安だ。
さっきから、アスカが何やら考え込んでるし。

少しだけ頬を赤らめて。
それが妙に目について。

「……ね、ケイ。なんか、飲む？」
「良いけど」

良かった。
少しだけほっとする。（って、なんでだよ）
アスカはちょっと考えた後に、肩を貸してくれた。
……アスカには分からないんだろうな。
そんな事、一つで。
僕がどれだけ動揺してるのか、なんて。
考えてもみないんだろうな。