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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 怪盗レッド〜幼き頃の私達〜 ( No.309 )
- 日時: 2014/08/07 09:58
- 名前: 瑠璃& ◆nM8P74KkG2 (ID: a6RsoL4B)
第二話 >> 03
〜ケイside〜
「お茶で良い?」
ダイニングにつき、冷蔵庫を開けながら、アスカが言う。
軽く頷いて答える。
マグカップを受け取り、前にアスカが座った。
「……今日は鍋らしいよ〜」
夕食がって事か?
「ふーん」
「ケイがケガしたから、体力つけるとかなんとか」
昨日、おじさん達は結局半分寝てたのに、起き出して来て、
病院だー救急だー!
と、騒いで大変だった。(注・おじさんのみ)
父さんなんか、僕の計画が悪かったんだろ、自業自得だと言ってきた。
アスカちゃんに怪我がなくて良かった、とかなんとか。
まったく。別に良いけど、息子はどーでも良いのか。
父さんはアスカを猫可愛がりし過ぎなんだよ。
娘か何かと勘違いしてるんじゃないか?
姪なんだからな。まったく。
「絶対言い訳だよね。自分が楽したいんだよ〜」
まあ、美味しいから良いんだけどね。
と、アスカは屈託無く笑った。
そして、ふと気付いた。
「鍋、久しぶり……」
「え〜そうなの?」
アスカが心底驚いた声を出した。
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