二次創作小説(紙ほか)
- 【銀魂】 サディスティックパニック! 【万事屋遭遇編】 ( No.23 )
- 日時: 2013/12/20 18:35
- 名前: 牡丹 ◆9nf7vs0ewk (ID: x2W/Uq33)
「樹、樹!団子!
「団子?伊織たいちょぉ、今見回り中」
「気にするな樹。ね、いいでしょ?」
「…副長に何言われてもしらねー」
「いいよ、あんなニコチンマヨラー怖くないし」
おっちゃーん、団子4つ!
.取り合えず…始めまして.
やっぱり樹は頼めば折れてくれる。
いやー、ここの団子はやっぱり美味しい。
「いひゅひもはへなよ」
「何つった、伊織」
「んぐっ… 樹も食べなよ、せっかく4つ頼んだんだから」
「…俺要らない…」
「勿体無い!じゃ私が…」
「いらねーなら俺がもらうけどいいか?」
ん?
今の誰?樹じゃないし、うちの隊士でもなさそーだし
「無言は許可と見なしまーす つーことでいただくわ、団子」
そんな、え、ちょ
団子残り2つ持ってかれたァァ!?
「誰っ!」
団子をかっぱらっていった手を辿ると… …白髪
「誰が白髪だあ゛ぁ゛!?銀さんの髪は銀髪ですぅ、白髪じゃありません!」
マジで誰だこの人。
すっごい馬鹿に見える。
ふつー初対面の人の食べ物かっさらうかふつー
私がその白…、銀髪の、死んだ魚のような目のヒトと睨み合っていると、樹が、
「アンタ誰ですか。ウチの隊長に何か用事でも?」
「いやいや、銀さんただ団子貰ってただけだから。税金泥棒に用事なんてねェよ」
「税金泥棒ゥ?聞き捨てならないよおにーさん、私らのことかなソレ」
「お宅ら真撰組は税金泥棒ってウチでは決まってるの!国民の税金で買われた団子を国民が食って何が悪いんですかコノヤロー」
何なのこのヒト!
樹の額に青筋。キレるキレるよブチキレる!
「アンタ誰!」
「ああ?人の名前きくときゃ…」
「私は沖田伊織!こいつは水無月樹!」
大声で名乗ってやれば、その人は目を丸くする。
「俺ァ坂田銀時だ。…今沖田っつった?沖田つった?幻聴?」
「沖田伊織だよ」
「…え もしかして一番隊隊長さんと関係あったりする?」
「…妹ですが何か」
この説明二回目なんですけど。
「沖田くん妹いたんだ、へー」
「兄さんと知り合いなんですか」
「まぁ、色々腐れ縁ってトコ」
…ほぉ
うんまぁ…取り合えずいいや、腰に木刀あるから攘夷志士かと思ってた
「だってさ樹、問題ないっぽいわ」
「…」
「帰るよ〜樹〜」
うん、兄さん、万事屋さんってのに会いました。