二次創作小説(紙ほか)
- 【銀魂】 サディスティックパニック! 【万事屋遭遇篇】 ( No.48 )
- 日時: 2013/12/26 11:24
- 名前: 牡丹 ◆9nf7vs0ewk (ID: x2W/Uq33)
「新八ィィ、酢昆布買うヨロシ!」
「無理だよ神楽ちゃん、ウチはそんな金無いんだよ」
「へぇ、そんなビンボーなんだ。 おばちゃぁん、ここの酢昆布全部頂戴」
「隊長…それさすがに酷い…」
.ドSの妹はやっぱドS.
なんか…なんか、頭にお団子ふたつくくった女の子と、ザキ並みに地味な子に会った。
どうやら酢昆布を買いたいと女の子が強請っているようだ。
その歳で酢昆布好きなんだ
で、そんな様子を見ていたら兄さん譲りのドS精神がざわつき…
その二人の目の前で酢昆布全部買い占めちゃいました☆
「フザケンナアルゥゥゥゥ!!!!」
おっと真横から蹴りが。
当たるわけないでしょクソガキが
メガネ困り果ててるけどもうどうでもいーや
樹?
樹はとっくに諦めてるよ
「オマエあのクソサドと同じ感じするアル!何者ネ!」
「私の名前は沖田伊織!沖田総悟の妹よ!」
「マジでかっ!道理でムカツク筈ネ!」
「兄さんの敵は私の敵だ!」
殴って蹴って…ってこのクソガキ強いな
特徴からみると…夜兎?
………?
ちょい…ちょっとストップ
「クソガキ…、兄さんとどういう関係」
「好敵手ヨ 考えてるような関係じゃないアル」
「…の、割には、随分兄さんの匂いがこびりついてるけど?」
「匂いとかなんでわかるネ」
「人より嗅覚が鋭いモンでね」
特に兄さんに関してはね。
取り合えず…兄さんから聞き出すのと…このクソアマに関係を問い詰めようと思う。
「クソガキ…話があるんだけど」
「私オマエと話すことなんてないアル」
「私にはあるの!」
「知らないネ!」
こいつ…兄さんといつもこんな感じで言い合ってるの?
ムカツク…
私が勢いに乗せてバズーカを構えた瞬間、
「隊長、さすがにやりすぎです」
「神楽ちゃん、落ち着いてってば!」
私は樹に、クソガキはメガネに押さえ込まれた。
「何すんのよ樹!!」
「夜兎といっても相手は年下ですよ、大人気ない」
「夜兎じゃん!」
「だからバズーカぶっ放していい理由にはなりません隊長」
「…」
私は軽く舌打ちをしてから、チャイナ娘のところへ歩み寄る。
メガネに取り押さえられたことを不満に思ったのだろう、メガネに向かって辛辣な言葉を向けていた。
「…チャイナ娘」
一応、クソガキはやめておこうか。
「…何アルカ、サド…二号」
「誰が二号だよ」
「だってオマエクソサドと似てるヨ、なんて呼べばいいかわからないアル」
「私は伊織だよ、沖田伊織!伊織って呼んで」
「………わかったアル 私は神楽アル」
「…そう。じゃあ神楽、兄さんのことどう思う?」
「ただのクソサドネ、顔以外全て最低ヨ」
「顔は認めるんだ」
「ウン」
うーん 好きって言うよりは…なんだ、すこし…慕ってる?
好敵手…ライバル?
「まぁ…兄さんに悪い虫がくっついてないならいいわ。神楽、えーっとメガネ、じゃ…」
手を振ってさようならと言おうとすると、
「誰がメガネだァァァ!」
「え、メガネじゃないの?」
(僕は志村新八です)
(わかった、メガネレンズくんね)
(原型とどめてねぇよ!)
(仕方ないアル新八、オマエは所詮メガネヨ)
(ふざけんなァァァ!!)